小柳ルミ子、圧倒的な権力持つ会長役 『マル秘の密子』物語の舞台・九条開発のキャスト一挙7人公開

日本テレビ系７月期土ドラ10『マル秘の密子さん』に出演する小柳ルミ子

　俳優の福原遥が主演を務める日本テレビ系土ドラ10『マル秘の密子さん』（7月13日スタート、毎週土曜　後10：00）の追加キャストがきょう19日、発表された。桜井日奈子、黒羽麻璃央、渡辺真起子、小柳ルミ子、神保悟志、石井正則、玉田志織が、物語の舞台となる九条開発の個性的なメンバーを演じる。

【写真】さまざまなコーディネイトを披露！”密子”福原遥

　謎に包まれた“トータルコーディネーター”の本宮密子（福原）は、どんな手を使っても依頼者を必ず成功させる。密子とタッグを組んだ、不運続きのシングルマザー・今井夏（松雪泰子）は、華麗なる“女社長”への大変身劇を目指す。

　密子と夏の前に立ちはだかるのは、先祖代々続く華麗なる一族である九条家。夏の息子と娘も巻き込んで、貧乏一家・今井家は密子のコーディネートによって、どうのし上がっていくのか。魅惑のサクセスストーリーか、怒濤のサスペンスドラマか、すべてがベールに包まれた作品となっている。

　桜井は、九条家の長男・遥人（上杉柊平）の秘書・松本千秋を演じる。品行方正で有能な秘書だが、誰にも知られてはいけない“ある秘密”がある。桜井は「ただの秘書ではなく、千秋もある秘密を抱えていて、その秘密は2話以降で明らかになります」と予告し、「今まで演じたことのないような、なかなかぶっ飛んでいる役をいただけてどう演じようかワクワクしています。九条家に仕えつつも、密子に翻弄（ほんろう）される役どころなので、千秋の二面性を面白く演じられるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

　黒羽は、九条開発の秘書室長・坂東康幸を演じる。秘書室長として、九条開発、九条家を陰で支え続ける。そのためにはどんな手段もいとわず、時にはグレーなこともやる。黒羽は「秘書室長という品のある役職で、言葉づかいも丁寧になりそうでありがたい限りでございます」とコメント。「すてきな座組の一員になれたことをうれしく思うと同時に、坂東康幸さんの魅力を伝えられるよう頑張ります！放送をお楽しみに！」と期待を高めた。

　渡辺は、九条開発の取締役・美樹を演じる。社長・九条謙一（神保悟志）の妻だが、夫の謙一とは愛のない政略結婚だった。息子である遥人には異常な愛と執着を見せ、心の拠りどころとしている。渡辺は「新しい脚本をいただくたびに、その展開に驚いています。ジェットコースターに乗ってしまったと覚悟を決めました。撮影現場は美しい方々に囲まれて、お花畑にいるような気持ちになりますが、そんな気持ちを心に納め、役割をしっかり果たせるよう頑張ります」と力を込めた。

　小柳は、九条開発の取締役会長・九条五十鈴を演じる。九条開発で圧倒的な権力を持ち、誰も逆らうことができない存在。社長・謙一を表で立てながらも、裏で実権を握っている。小柳は「歌はもちろんですが、私はお芝居が大好きで『お芝居やりたいなー』と思っていたところへ、今回のオファーでした。私の思いが通じたのでしょうか、星の数ほどいらっしゃる女優さんの中から、私を起用してくださったプロデューサーの皆さまに心から感謝いたします」と伝え、「役者の皆さま、スタッフの皆さまと一致団結してハラハラドキドキ、エンターテイメント性あふれるドラマを視聴者の皆さまに楽しんでいただけるよう、私も若く魅力的な役者さんたちと、大好きなお芝居を楽しんでやらせていただきたいと思います」とコメントを寄せた。

　神保が演じる九条開発の取締役社長・謙一は、九条家と血のつながりはなく、婿養子。石井は、九条開発の専務取締役・荻野目誠治、玉田は五十鈴の秘書・水関クミを演じる。

　強烈なキャラクターたち、魑魅魍魎（ちみもうりょう）がうごめく九条開発で、密子と夏には一体どのような運命が待ち受けているのか。そして、密子の狙いとは。