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TBSラジオ、CM素材の無断差し替え発覚「放送局と広告主の信頼関係を著しく毀損するもの」【報告文掲載】

ORICON NEWS / 2024年6月19日 12時11分

TBSラジオ、CM素材の無断差し替え発覚(C)ORICON NewS inc.

 TBSラジオは19日、CM素材の無断差し替えが行われていたことが判明したと公表した。

 同局は「当社の営業担当者が、2022年4月から2024年6月中旬にかけて、広告主より納品された複数種類のCM素材のうち、当初一部の素材の表現がCM考査において、放送には検討を要するとの意見が出された事から、独断でCM素材の進行表を書き換え、既にCM考査を通過した同広告主の別のCM素材が放送されるよう手配していました」と報告。

 続けて「また2022年9月放送分以降は放送確認書を当該の営業担当者個人のパソコンで偽造し、当初指定されたCM素材が放送されたかのように報告していました」と伝え「かかる行為は広告主の正当な利益を損ね、かつ放送局と広告主の信頼関係を著しく毀損するものです。TBSラジオは今回の事態を重く受けとめ、詳細を精査の上、社内関係者に対して厳正に対処するとともに、今後このような事態を起こさぬよう、再発防止に取り組んでまいります」としたためた。



■報告文
CM素材無断差し替えについてのご報告とお詫び

TBSラジオにおきまして、CM素材の無断差し替えが行われた事実が判明しました。

当社の営業担当者が、2022年4月から2024年6月中旬にかけて、広告主より納品された複数種類のCM素材のうち、当初一部の素材の表現がCM考査において、放送には検討を要するとの意見が出された事から、独断でCM素材の進行表を書き換え、既にCM考査を通過した同広告主の別のCM素材が放送されるよう手配していました。また2022年9月放送分以降は放送確認書を当該の営業担当者個人のパソコンで偽造し、当初指定されたCM素材が放送されたかのように報告していました。

現在、当社では当該営業担当者による他の不正の有無も含め調査を進めています。かかる行為は広告主の正当な利益を損ね、かつ放送局と広告主の信頼関係を著しく毀損するものです。

TBSラジオは今回の事態を重く受けとめ、詳細を精査の上、社内関係者に対して厳正に対処するとともに、今後このような事態を起こさぬよう、再発防止に取り組んでまいります。

広告主様ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。

なお、本件広告主様のご意向により、広告主名の公表は差し控えさせていただきます。ご了承ください。

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