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日産、『スカイライン』『シーマ』『フーガ』のリコールを届け出 対象3.2万台超 プロペラシャフトに不具合

ORICON NEWS / 2024年6月20日 16時33分

日産自動車は、『フーガ(ハイブリッド)』『スカイライン(ハイブリッド)』『シーマ』のリコールを国土交通省に届け出

 日産自動車は20日、公式サイトで『フーガ(ハイブリッド)』『スカイライン(ハイブリッド)』『シーマ』のプロペラシャフトに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届けたことを発表した。

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 不具合の内容について同社は「プロペラシャフトにおいて、自在接手のパイプへの圧入代が不足していたため、強度が不足しているものがあります。そのため、使用過程で当該部位から亀裂が発生し、最悪の場合、プロペラシャフトが破損して走行不能に至るおそれがあります」と報告。改善の内容として「プロペラシャフトを対策品に交換します」とした。

 対象となる車両は、2010(平成22)年9月~2022(令和4)年4月製作の『フーガ』1万2824台、2014(平成26)年1月~2022(令和4)年5月製作の『スカイライン』1万5396台、2012(平成24)年4月~2022(令和4)年5月製作の『シーマ』4583台の計3万2803台。



 同社は「リコール対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれておりますので、詳細につきましてはお買い求めの販売会社までお問い合わせ下さい。リコール対象車の製作期間は、ご購入の時期とは一致しておりません。車台番号は、車検証に印刷されております」と呼びかけた。

 また「本件は、2020年12月3日付け届出番号『4851』にてリコール届出を行ったものと同一部品ですが、原因が異なる不具合が判明したため、対象範囲を見直して、あらたにリコールとして届出を行うものです」と伝えた。

 なお三菱自動車は同日、日産『シーマ』のOEMモデルである『ディグニティ』も同様の不具合があり、リコールを届けたことを発表。対象となる車両は、2012(平成24)6月~2016(平成28)年11月までに製作された121台としている。

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