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『おいハンサム!!』伊藤家大集合、深夜ドラマから映画化までその魅力をひと言で表現すると

ORICON NEWS / 2024年6月21日 12時30分

伊藤家の5人家族を演じる(前列左から)MEGUMI、吉田鋼太郎(後列左から)武田玲奈、木南晴夏、佐久間由衣(撮影:山崎美津留※崎=たつさき) (C)ORICON NewS inc.

 俳優の吉田鋼太郎、木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈、MEGUMIが演じる5人家族・伊藤家の「恋」と「家族」と「ゴハン」をめぐる日常を描いたドラマ『おいハンサム!!』が映画化。6月21日より全国公開される。

【動画】『おいハンサム!!』父の日スペシャル映像~パパいつもありがとう~

 深夜枠での放送にもかかわらず、愛する娘たちの幸せのために繰り出されるパパ(吉田)のハンサムな言動の数々が話題となった。SNSを中心とする賞賛とともにATP賞テレビグランプリドラマ部門の奨励賞、日本民間放送連盟賞 番組部門・テレビドラマで優秀、東京ドラマアウォードでは連続ドラマ部門優秀賞を受賞。動画配信サービスでも実績を残し、Season2&映画化に発展した。今年4月6日からのSeason2放送を経て、映画版の公開を控える“伊藤家の皆さん”にインタビューを実施した。



■伊藤家の皆さん

●父・源太郎役:吉田鋼太郎
 娘たちの幸せを心から祈る偉大なパパ

【吉田】いろんな悩みを持っている娘たちの幸せを願って、自分にできることなら何でもしたい、どう生きるべきか、人生の指針みたいなことも自分なりに伝えていきたいと思っているお父さんです。

昭和生まれという設定で、頑固な一面もあって、ひとりよがりになってしまうこともあって、融通が利かないところのもあって、昭和の頑固親父みたいなイメージもあるのですが、会社では部下に慕われ、とても有能な仕事ができる男でもある。僕は、源太郎のことをチャーミングな人だと思っているんです。だから、人に好かれるし、多少頑固でもしょうがないねと、愛情があるからなんだろうね、と周りが思ってくれる、そんな人柄なのではないかと思いながら演じております。

●母・千鶴役:MEGUMI
バツグンの包容力であいかわらず影の立役者的存在!

【MEGUMI】チャーミングなお母さんを演じさせていただきました。千鶴はほとんど家にいる専業主婦ですが、達観しているんですよね。全てわかっているんだけど、それを押し付けず、お父さんや娘たちをうまく導いていく、本当に素晴らしい妻であり母だと思います。千鶴自身もとてもチャーミングで何気なく言う一言が面白かったり、グッと人の心に入り込んだり。かわいらしくて、かっこいい人だと思います。

 私と長女役の木南さんが3歳しか年齢が変わらないですし、実年齢より上の50代の役を演じるのは初めて。特殊メイクをするのかな?と思っていたら、「そのままの顔でいけるから大丈夫」と。どう捉えていいのかわからない言葉をいただき、心配ではあったのですが、放送が始まってから、「何か不思議とお母さんに見えてくる」といった反響もいただいて少し安心していました。自分的にもかなりチャレンジさせていただいています。

●長女:由香役:木南晴夏
広告会社の中堅社員。仕事は絶好調だが、恋愛は絶不調。ダメ男を寄せ付けがち。

【木南】由香は変な男の人を好きになりがちで、男運があまりないという役で、大森さん(大森利夫/演:浜野謙太)という腐れ縁の元カレがいまして、顔を合わせると些細な言い合いをする仲で、唯一猫かぶらずに自分を出せる相手なんです。私自身としてはすごく大森さんが好きなんですけど、「男はやはり見た目」にこだわる由香は大森さんとの結婚は絶対に認められない、腐れ縁で終わらせたいと思っているんです。

●次女・里香役:佐久間由衣
夫の不倫に傷ついて離婚しバツイチに。ある日出会った危険な予感のする恋心から逃れるため、京都へ向かう。

【佐久間】妹の美香に対してたまにマウントを取ることがあるのですが、お姉ちゃんの由香とはよくバトルをするそんな姉妹関係で、お父さんの言葉に心をちゃんと動かされながら前に進んでいくキャラクターです。恋愛面では、Season 1で不倫されて離婚したので、Season2で新しい一歩を踏み出そうとして、そこでもまたいろいろあったりして、私自身としては、「里香、頑張れ!」って応援しながら演じさせてもらっていますが、なぜか空回りして、いつも情緒不安定で、食べ物ばかり食べて、心配になる一方です。気になる存在の原さん(演:藤原竜也)への思いにどう決着をつけていくか、見届けていただきたいと思います。

●三女・美香役:武田玲奈
食品関係の会社に勤務。漫画家としてそこそこ売れて来たユウジとパパ公認で半同棲中。

【武田】上の2人の姉をいろいろ見て育ち、姉たちにたまにいいように使われながらも仲良くしている三姉妹の末っ子です。家族といることに居心地の良さを感じる一方で、自分の人生、仕事、恋愛についていろいろ悩んでいる美香を、私も悩みながら演じています。

――本作は、山口雅俊監督が脚本も手がけ、漫画家の伊藤理佐さんの複数の作品から抽出したエピソードを、縦横無尽につなぎ合わせて新しい世界をつくり上げた作品。いまだにその魅力や正体を一言では表しにくいところがありますが、あえて一言で表現すると?

【吉田】『おいハンサム!!』はね、「深い」んですよ。いわゆるホームドラマじゃないですか。でも、今どき、ホームドラマってどうなの?そのジャンルで勝負してウケるの?大丈夫なのかな?みたいな考えも頭をよぎったけれど、台本を読むうちに、撮っていくうちに、ただのホームドラマじゃないぞ、ってことがわかってきて。

 ちょっと大雑把に言っちゃいますけど、深いんですよ。人生について考えさせられる深みがある。気楽に、気軽に見ていられるんだけど、見終わってみるとなんかずっしりくるものがあるんですよね。日常ではありえないようなことが起きますし、何より、三姉妹のそれぞれの恋の悩みに興味深々ですよ(笑)。そういう普通のホームドラマとはちょっと違う部分を視聴者の皆さんも楽しんでくれているんじゃないかな。一言で表現すると、「深みがある」。

【MEGUMI】人生で忘れたくない格言に出会うからだと思っています。

【木南】不思議なんだけど、でもどこかにいそうな、どこかにありそうなお話がたくさん詰まっているからだと思います。

【佐久間】日常こそが大冒険でそこに哲学があるからだと思います。

【武田】日常の幸せを改めて実感できるからだと思います。

――映画本編でも描かれる「ささやかな幸せ」は?

【吉田】僕、カツオが大好きなんですよ。初鰹の季節になると必ず食べるんですが、ものすごく新鮮で身の色がピンクに近くて、食べるとモチモチしているカツオに当たることは稀なんです。カツオ好き界隈では「もち鰹」と言うらしんだけど、なかなか当たらない。それが、今年、当たったんですよ。5、6年ぶりにおいしいカツオが食べられてささやかな幸せを感じましたね。

【MEGUMI】私はタクシーの運転手さんが、予想以上に道をよく知っていて、「こんな早く着くの?」という方がたまにいらっしゃる。そういうタクシーに乗った時に、ささやかな幸せをMAXで感じます。その運転手さんにまた会いたくなっちゃいますね。

【木南】最近ゴルフを始めたんですけど、本当に始めたばかりでパーでは全然回れないんですけど、たまにボギーが出ると、めっちゃうれしくて、ささやかな幸せを感じます。

【佐久間】朝食に卵焼きをつくろうとして、卵を割ったら黄身が2つ出てきて、それが2日続いたんです。それがうれしくて。ささやかな幸せでした。

【武田】私は料理をする時、わりと調味料を適当に入れるんですが、それですごくおいしくつくれた時に幸せを感じます。同じものは2度とつくれないんですけど、神の配分ができた時にすごくうれしくなりますね。

――映画では、里香が幼なじみのたかお(演:宮世琉弥)の実家、京都の和菓子屋を手伝いに行きますが、家族みんなで旅行するとしたらどこへ行きたいですか?

【木南】私と玲奈ちゃんは京都ロケに行けなかったので、もしまた京都ロケがあったら、鋼太郎さんにおいしいご飯さん屋さんを教えてもらいたかったな。

【吉田】そうね。

【佐久間】みんなで乗馬したいです。皆さん、乗馬経験があるので、みんなで馬に乗って浜辺を走りたいです。それをオープニング映像にどうですか?

【木南】時代劇みたいなね(笑)。

【武田】どんな映画(笑)。

【吉田】映画でアザラシから始まったから、次は馬から始まってもいいかもね。

【木南】みんな好きなんですよね、馬が。

【MEGUMI】(Season2で)美香(武田)が突然「フランスへ行く!!」と言い出したじゃない?フランスはどう?

【吉田】おいしいものもいっぱいあるしね。

【MEGUMI】フランスで私たちらしく過ごすっていうのもいいですね。

【吉田】今のうちに言っておけば、Season3で行けるかも。

【武田】行きたい、行きたい!

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