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『光る君へ』行成役・渡辺大知、“平安F4”への思い「誰一人欠けてほしくない」

ORICON NEWS / 2024年6月23日 20時45分

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK

 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)で“書の達人”藤原行成を演じる渡辺大知が、このほどインタビューに応じた。撮影秘話に花を咲かせながら、ネットを中心に注目を集めている“平安F4”への思いを語ってくれた。

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 主人公・紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。

 渡辺が演じる藤原行成は、道長よりも6歳下。道長政権下で蔵人頭に抜擢されると、細やかな気遣いで実務に能力を発揮、欠かせない存在として支え続ける。文字の美しさでは右に出る者がおらず、もてはやされた…という役どころだ。



 物語序盤から参加している渡辺は、撮影も中盤戦を迎え「僕自身、これだけ長く作品に関わることが初めてのこと。すごくやり甲斐は大きいですね」と現在の心境を語る。普段の役者業では「どれだけ空気を濃密なものにするか」を意識しながら作品に臨んでいるが、「そもそもの行成の人生が濃密で、それが史実として記録に残っている」ことが、大河ドラマならではの要素だという。

 史実が残るなか、劇中の年齢に合わせて、表情や仕草、目線や発声を変えるなどの工夫を加えて“渡辺大知が演じる藤原行成”を表現している。「行成という人物は、要所要所で作品にとって重要なことを言うポジションだったりすんです。そこにどれだけ行成という人物を感じさせられるか。そこが自分のやり甲斐のポイントかなと思っています」と話す。

 今作で演じる行成は、書の達人という側面も持つが、当の渡辺は書道未経験で「むしろ一番苦手だった」と明かす。劇中で披露している見事な筆さばきを絶賛され「先生の指導の賜物です」と謙そん気味に答えつつも、「一文字、一文字に自分や人の思いを込めたり、人の気持ちを動かすところまで持っていく書道の奥深さ、魅力を改めて感じました。ここまで奥深いものだと知らなかったので、今回気づかせてもらってよかったなと思います」と充実感をにじませた。

 また、作品序盤から話題を集めているのが、、藤原道長(柄本佑)、藤原公任(町田啓太)、藤原斉信(金田哲)、藤原行成(渡辺大知)ら藤原氏のイケメン貴公子4人、通称「平安F4」。平安貴族の雅な世界で、いつも一緒にいる仲良し4人組だ。

 「その4人って、ちょうど会いたくなった頃に撮影で会えるんですよね。各々が違うシーンを撮ってて、そういえば最近この4人でのシーンないなと思ってた頃にやってくるというか(笑)。そういう時代時代の節目で会える4人、という感じで時間経過を感じられるので楽しいですね」。

 戦友たちとの撮影秘話に花を咲かせた渡辺は「後半に向けてどういう脚本になるのか、まだ分からない」としつつも「誰一人欠けてほしくないなって思いますね。この4人で定期的に集まるシーンが“同窓会”みたいになってくれたらうれしいと思います(笑)」と切に願っていた。

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