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職業「漫談家」街裏ぴんく、R-1王者になるまで 原点はR&Bシンガー、EXILEオーディション受けていた

ORICON NEWS / 2024年6月23日 8時0分

漫談家としての思いを語った街裏ぴんく (C)ORICON NewS inc.

 『R-1』王者・街裏ぴんく(39)の優勝特番『R-1グランプリ2024優勝者特番 街裏ぴんくの職業・漫談家 絶対おもろいって言わせたんねん!』が、きょう23日、カンテレ・フジテレビ系深夜に放送される。漫談家・街裏の生き様が詰まった自身初の“全国ネット冠番組”について、思いを聞いた。

【写真】ステージで熱唱する街裏ぴんく EXILE TAKAHIROとの2ショットも

 今年3月9日に決勝が開催された、史上最大の“ピン芸日本一決定戦”『明治プロビオヨーグルトR-1presents R-1グランプリ2024』では、過去最多の5457人がエントリーする激戦から、決勝初進出・芸歴20年目(当時)の街裏が、熟練の“ファンタジー漫談”で22代目王者となった。



 今回の優勝特番では、さまざまなシチュエーションで漫談を披露し、街裏が職業「漫談家」にこだわる理由が明らかになる。

■街裏ぴんくインタビュー

――『R-1』優勝おめでとうございます。優勝後の反響を聞かせてください。

街裏 ありがとうございます。一夜にして仕事量が増えたんで、やっぱり『R-1』って大きいんやなと。顔を差されることも増えて、マジで悪いことできへん(笑)。ホンマか?っていうような高校生からも声をかけてもらえるんで、『R-1』には夢があります。夢は“ない”って自虐で言った方がいいんかなって思う時もあるんですけど、ありますよ。だって、そもそも全国ネットのゴールデンタイムで、4分の漫談を2本できて、そこから仕事が増えることって他にありますか?あとは自分次第です。

――『R-1』にこだわったのには、漫談を知らしめたいという理由も?

街裏 めちゃくちゃありました。漫談って漫才の1人版ってことだよねっていう解釈されて、それはそうなんですけど、まったく楽しみ方は違うので、それをわかってほしかった。『R-1』の4分で伝えきれなかったこともいっぱいあるので、こっからがその使命です。これからさらにいろんな漫談家が出てきて、漫談はどんどん進化していくと思うんですよ。

【優勝特番企画(1)】漫談家と同様にマイク1本で客を楽しませるバスガイドに挑戦。東京の“はとバス”に乗って、街裏が乗客のマダムたちを漫談でおもてなし。助っ人にはメイプル超合金・カズレーザーが登場。

――“ぴんくバスツアー”の見どころは?

街裏 9割がアドリブです。動いてるものを見て、僕が何を思いついて、どうファンタジーに落とし込んでいくのか。それを受けてくれるカズレーザーもとんでもなく秀逸です。バスも降りて、浅草を巡ったりもします。浅草は東京で僕を育ててくれた場所なんです。東京に出てきて、このままなら辞めなあかんなという時に、「浅草リトルシアター」という劇場に出会って、漫談、話芸を修行したんです。その浅草六区通りをファンタジーで駆け抜けることができました。

【優勝特番企画(2)】母校、大阪の上宮太子高校へ凱旋。『キングオブコント』王者のサルゴリラと校内でネタ探し。全校生徒500人の前で学校をテーマにした漫談を披露する。

――大阪の母校に凱旋となりました。

街裏 こっ恥ずかしさがあったというか。(高校生は)良い子ばっかりやし、共学になってるし、でも確かにこの校舎で育ったし。ホンマに俺が通ったあの場所なんかな?みたいな気分を味わいつつ…でしたね(笑)。

人を笑わせるということを始めたのは、高2ぐらいからなんです。休憩時間に、先生のモノマネをしながら、後ろの黒板を使って架空の授業をやって。大阪の人ならダウンタウンさんに影響を受けて「俺は松本人志だ」みたいに思う頃ってあると思うんですけど、僕にとってはその時でした。そこから自分の誇れることって、自由に生きたことだけなんです。好きなことを見つけて、好きなことやり続けて、長いことかかるけど、こういうふうに夢がかなうことがあるっていうのを今の高校生たちに伝えられてよかったですね。

【優勝特番企画(3)】EXILE TAKAHIROのソロツアー『EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 ~ASIAN DREAM~』に潜入。街裏は、TAKAHIROがEXILEに加入することになったオーディション「EXILE Vocal Battle Audition 2006 ~ASIAN DREAM~」にエントリーしていた…?

――EXILEのオーディションを受けたのは“本当”ですか?

街裏 これは“本当”なんです。(大阪で)コンビを組んで1年ぐらい経った時なんですけど、当時はR&Bシンガーも趣味でやってたんです。その時にEXILEのボーカルバトルオーディションがあると聞いて、相方に「受けてみようかな?」と許可もらって、本当に受かったらそっち行く気でいました。あれから18年。かたやTAKAHIROさん、かたや街裏ぴんく、互いの違いを見てもらえたらと思うんです。

――街裏さんがシンガーを目指されていたのは、あまり知られていないですよね。

街裏 そうですね。高2の時に相方になるヤツと出会うんですけど、そいつがもともと趣味でラップをしてて、まわりにシンガーがいなかったんです。カラオケで歌ってみたら「歌えるやん!」ってなって、やり出すんですよね。ライブみたいなこともやってました。でも、お客さんってやっぱりちゃんと聴いてくれないじゃないですか。なので、「どーもー!」と出ていって、その時からファンタジー漫談みたいなMCをやってたんですよ。「朝起きたら屋根裏小屋に紫色の忍者がいて、トースト焼いてくれるっていうんです」みたいな…、余計お客さん減りました(笑)。

この世界に誘ってくれた元相方、その後出会ってきた人、みんなに感謝ですね。今回の番組は3部構成で、“漫談家の街裏ぴんく”が詰まってます。「漫談ってわかんないんだよなー」っていう人に「これやったらどう?」と見せたい。お笑い好き全員に見てほしいと思います。

■『R-1グランプリ2024優勝者特番 街裏ぴんくの職業・漫談家 絶対おもろいって言わせたんねん!』
放送日時:6月23日(日)深夜1時10分~2時10分(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
出演者:街裏ぴんく、EXILE TAKAHIRO、カズレーザー(メイプル超合金)、サルゴリラ、村田秀亮(とろサーモン)、ナレーション:ハリウッドザコシショウ

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