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平泉成主演『明日を綴る写真館』佐野晶哉、市毛良枝、佐藤浩市による“まるで家族写真”のようなメイキングカット公開

ORICON NEWS / 2024年6月26日 12時0分

映画『明日を綴る写真館』に出演する佐野晶哉、市毛良枝、平泉成、佐藤浩市 (C)2024「明日を綴る写真館」製作委員会 (C)あるた梨沙/KADOKAWA

 俳優の平泉成と5人組グループ・Aぇ! groupの佐野晶哉が共演する映画『明日を綴る写真館』(公開中)から、平泉、佐野、市毛良枝、佐藤浩市らによるメイキング写真が公開された。

【写真あり】佐野晶哉&平泉成、花束を抱え和気あいあいとしたムードをみせる

 原作は、あるた梨沙氏による同名漫画。年齢も考え方もまったく違うが、“自分に素直になれない”という共通点を持つ2人が、人々の抱える“想い残し”のために奔走し、自分自身と向き合い、互いに影響し合いながら成長し、やがて思いもよらない奇跡を起こすさまを描く。平泉はさびれた写真館を営む鮫島武治、佐野は鮫島に弟子入りを志願する気鋭の若手カメラマン・五十嵐太一を演じる。



 幾度となく夫婦役を演じてきた平泉と市毛。そのとなりで満面の笑みの佐野と、優しい微笑みをたたえる佐藤。役柄としての関係ではなく、俳優同士としての関係性が切り取られた家族写真風の印象的な4ショット。これは映画の撮影中に撮られたものだ。

 登場人物がそれぞれ人生に“想い残し”を抱えている今作。平泉演じる鮫島は妻と息子に、佐野演じる太一は両親に、市毛演じる桜は夫に、そして佐藤演じる牧は亡くなった妻に、目を背けてきた“想い残し”がある。作中では思い詰めた表情が多い彼らだが、このオフショットでは演じる役柄から離れ、リラックスした表情が印象的だ。

 60年のキャリアを誇る平泉が、初主演を務めた今作。出演のオファーを受けた経緯について佐藤は「我々の若い頃は飲み屋で仕事が決まることがあった。今回もグラスを傾ける中で秋山(純)監督から話を聞いて『俺も行くよ!』で決まりました。現場では成さんがうれしそうな顔をして迎えてくれて、来て良かったなと思った」としみじみ振り返る。

 黒木瞳は「魅力あふれる監督のもとで、平泉成さんの初主演映画をお撮りになるということで、ぜひ参加させていただきたいと申し上げました」と語る。市毛は、何度も平泉と夫婦役を演じていると明かし、本作では「成さんがカメラを覗くときの顔が色っぽくてカッコよくて、その背中を見つめる若者たちの目がキラキラしていて、どちらもカッコよかった」と改めて平泉の魅力を教えてくれた。

 平泉と「メル友です」と明かしている佐野。先日80歳の誕生日を迎えた平泉に、Aぇ! groupでの自身のメンバーカラーのグリーンのネクタイをプレゼント。平泉もご満悦で、「おまじない」と言って、舞台あいさつで常に着用し、ますます仲を深めている様子。

 「すてきなご縁をいただきました」と佐野が語ると、平泉も「佐野君は佇まいが良く、素直だから芝居の受け答えも実にいい」と役者としての佐野をベタ褒め。さらに佐野は「僕が主演する時には絶対に成さんに出てもらいます!」と公言するなど、2人の関係はこれからも末長く続きそうだ。

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