「PayPay」学園祭でも対応可能へ 釣りの用意不要＆現金管理のリスク軽減狙う

「PayPay」学園祭でも対応可能へ

　スマートフォン決済最大手のPayPayが24日、学園祭への導入を本格始動すると発表した。

【写真】高校「学園祭」での利用の様子

　すでに6月22日と23日、神奈川県立横須賀高等学校で開催された学園祭で「PayPay」を導入。釣りの用意が不要な点や、現金管理のリスクをなくすことが狙い。「PayPay」のみの完全キャッシュレス対応とし、「PayPay」を利用しない人は事前に購入する金券で決済できるとした。

　同社は当日の利用について「すでに『PayPay』を利用されていた方が多かったことと、事前に文化祭実行委員が『PayPay』の登録方法を周知していたことで当日の混乱はありませんでした」と説明した。また「生徒や教員、来場者からも『決済が早い』『お釣りを渡す手間が省けた』という効率化実現の声と、『キャッシュレス決済との関わり方を学べた』などの声をいただきました」と伝えた。

　同社は導入を検討する学校関係者に向けて、公式ホームページにて問い合わせフォームを設けるなど対応している。