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王貞治氏、福岡での「世界少年野球大会」へ意欲「大谷君が頑張っているので、野球人気が復活してきている」

ORICON NEWS / 2024年6月26日 13時34分

大谷翔平の活躍に触発されたことを明かした王貞治 (C)ORICON NewS inc.

 福岡ソフトバンクホークスの会長で世界少年野球推進財団の理事長を務める王貞治氏(84)が26日、都内で行われた「第30回世界少年野球大会 福岡大会 記者発表会」に出席した。

【集合ショット】全員で手を合わせ…笑顔をみせる王貞治ら

 「世界少年野球大会」は、日米のホームランキング王貞治氏、ハンク・アーロン氏の両氏が、「正しい野球を全世界に普及・発展させるとともに、世界の子どもたちの友情と親善の輪を広げよう」という趣旨で、1990年に第1回大会をアメリカ・ロサンゼルス市で開催して以来毎年夏に開催。今年は、世界14ヶ国・地域から少年少女を招待し、7月28日から8月5日の9日間、福岡県大野城市を主会場に福岡県内9市町で野球教室と国際交流試合が行われる。



 コロナ禍によって5年ぶりの開催となる今回、王氏は冒頭「コロナ禍もありまして、今回5年ぶりに大会を開催できるということで、大変胸を膨らませております」とあいさつ。

 続けて、「今回は福岡県で開催できるということで、私30年も福岡に住んでおりまして、“地元”開催という思いがありまして、特に力が入っております。福岡は経済的にも、文化的にも素晴らしい県でございます。九州はもちろん、日本全国でも指折り数えられるほど発展をしている県でございます。その福岡で9市町に分散して、子どもたちもホームステイさせていただいたり、県をあげてご理解を頂いております。本当にありがたいことだと思います」と開催地にして“地元”である福岡県への感謝を述べた。

 午前中は野球、午後は地元の人と交流というプログラムになっており、王氏は過去の大会での様子から、「子どもたちは、最初はもじもじしているんですが、9日の間に本当に近く(親しく)なります。子どものパワーをあらためて感じます。そして最後は涙で別れるようなことになります」と子どもたちの9日間での変化に驚いたといい、続けて「今どきはメールなどもあり、大会が終わった後も交流をはかっているようで、大変喜んでおります」と、ひとときの交流だけでは終わらず、子どもたちにとっても大きな出会いになっていると明かした。

 また、あいさつの最後に「今野球は、大谷君が頑張っているので、大変人気が復活してきています。これがもっともっと盛んになるように、我々も頑張っていきたいと思います。ぜひこの大会も見ていただけるようにお願いします」と結んだ。

 今回、野球教室には日本を含む13ヶ国・地域から84人が参加し、世界野球ソフトボール連盟のコーチから野球の基礎を学ぶ。また中華台北チーム15人が福岡県の地元チームと国際交流試合6試合を行うほか、9市町がそれぞれ行う交流行事では、和菓子や線香花火作り、書道体験などを通じて日本文化に触れ、地元の人たちと交流し親善・友好の輪を広げる。

 なお、記者発表会には、福岡県の服部誠太郎知事、日本野球連盟の清野智会長、日本野球機構の井原敦事務局長も登壇した。

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