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加瀬亮、初朝ドラでヒロイン父役 来春『あんぱん』で「元気な空気を届けられたら」

ORICON NEWS / 2024年6月26日 12時1分

NHK連続テレビ小説『あんぱん』に出演が決定した加瀬亮

 俳優の今田美桜が主演を務める、2025年度前期の連続テレビ小説『あんぱん』の第3次キャストが発表され、“ヒロイン・のぶの父”朝田結太郎を演じる加瀬亮の出演が決定した。

【写真】仲良くアンパンチ!朝ドラで夫婦役を務めることが決定した今田美桜と北村匠海

 中園ミホ氏が手掛ける第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルに描く。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったヒロイン・朝田のぶと柳井嵩の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを道のりを通じて、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語を届ける。



 加瀬亮が演じる朝田結太郎は、商事会社に勤め、仕事で各地を飛び回る。妻と娘3人をとても大切にしている。

――演じられる役の印象&『あんぱん』でその役を演じられることへの意気込み
今回、主人公のぶの父、朝田結太郎を演じます。台本を読む限り、マイペースな穏やかな、それでいて芯のある人のように思いました。結太郎は実父が望む生き方の外を選んで歩いた人ですが、のぶ自身も当時の価値観の外で自由に息をしている子です。彼女が彼女らしくあれるように暖かく見守っていける存在になれたらと思っています。

――連続テレビ小説出演歴、出演作品での思い出、または“朝ドラ”の印象
連続テレビ小説の出演経験はありません。今回が初めてです。自分自身の親や祖父母も含め、多くの方々が朝の楽しみにしているドラマだと認識しています。共演者たちと共に元気な空気を届けられたらと思います。

――やなせたかしさんの作品のイメージや好きなキャラクター
『あんぱんまん』は子供の頃に1作目の絵本だけ読んだことがあります。絵がとても好きでした、洗練された絵ではありませんでしたが、どこかポカポカおっとりとしていて。やなせさんの、ぜんぜん売れなかったけど描き続けたという話や、戦争体験からの信念があるという話、そういうところも魅力でした。今回ドラマの話をいただいてから久しぶりに絵本を読み返してみたのですが、「ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そして、そのためにかならず自分も深く傷つくものです」と作者の言葉が寄せてあって、再びとても感銘を受けました。

――高知の印象や思い出
四万十川の美しさが印象に残っています。

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