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王貞治氏、「世界少年野球大会 福岡大会」会見で“地元愛”語る「福岡の人は心が大きい」

ORICON NEWS / 2024年6月26日 13時56分

福岡の“地元愛”語った王貞治 (C)ORICON NewS inc.

 福岡ソフトバンクホークスの会長で世界少年野球推進財団の理事長を務める王貞治氏(84)が26日、都内で行われた「第30回世界少年野球大会 福岡大会 記者発表会」に出席した。

【集合ショット】全員で手を合わせ…笑顔をみせる王貞治ら

 「世界少年野球大会」は、日米のホームランキング王貞治氏、ハンク・アーロン氏の両氏が、「正しい野球を全世界に普及・発展させるとともに、世界の子どもたちの友情と親善の輪を広げよう」という趣旨で、1990年に第1回大会をアメリカ・ロサンゼルス市で開催して以来毎年夏に開催。

 コロナ禍によって5年ぶりの開催となる今回は、世界14ヶ国・地域から少年少女を招待し、7月28日から8月5日の9日間、福岡県大野城市を主会場に福岡県内9市町で野球教室と国際交流試合が行われる。



 王氏にとって“地元”での開催に、「今回は福岡県で開催できるということで、私30年も福岡に住んでおりまして、“地元”開催という思いがありまして、特に力が入っております。福岡は経済的にも、文化的にも素晴らしい県でございます。九州はもちろん、日本全国でも指折り数えられるほど発展をしている県でございます。その福岡で9市町で分散して、子どもたちもホームステイさせていただいたり、県をあげてご理解を頂いております。本当にありがたいことだと思います」と、感謝を述べた。

 また、あらためて“地元”福岡県の魅力について聞くと「福岡の人は、県外の皆さんを大変ウェルカムで歓迎していただけるんですね。私も東京から行って、最初は『どうかな?』と思ったんですけど(笑)、本当に受け入れていただきまして。快適にこの30年間を過ごさせていただきました。他の県からいらした方もそういうふうに感じている人はたくさんいると思います」と、福岡県の魅力が「人」であることを力説。その理由を「(福岡の人は)心が大きいといいますか。過去に他の(国へ行くのに)大陸との行き来をするときも窓口だったわけですから。よその国の人が来ることに昔から慣れているというか。そういった意味でも心の広い県だと思います」と、話した。

 また今回はさまざまな国から来県する人たちには、「福岡は食事もおいしいですし、観るところもたくさんあります。子どもたちだけでなく、大人の皆さんにも楽しんでいただけるところがたくさんあります」とアピール。続けて「私の住んでいるところの近くに、大濠公園というのがあります。土日にはこんなに人が集まるのかってくらい、いろんなことをやっている。(福岡には)訪れて何かをしたときに、もう一度(来てみたいと思う)“リピーター”になるような、いろんなものがそろってますので、『論より証拠』でぜひ足を運んでください。すぐにわかっていただけると思います」と熱く語った。

 今回、野球教室には日本を含む13ヶ国・地域から84人が参加し、世界野球ソフトボール連盟のコーチから野球の基礎を学ぶ。また中華台北チーム15人が福岡県の地元チームと国際交流試合6試合を行うほか、9市町がそれぞれ行う交流行事では、和菓子や線香花火作り、書道体験などを通じて日本文化に触れ、地元の人たちと交流し親善・友好の輪を広げる。

 なお、記者発表会には、福岡県の服部誠太郎知事、日本野球連盟の清野智会長、日本野球機構の井原敦事務局長も登壇した。

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