1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

アスリート俳優の森渉、“家事が苦手な人気声優”金田朋子との夫婦円満の秘訣を語る「家族3人が笑顔なら家がグチャグチャでもいい」

ORICON NEWS / 2024年6月27日 8時40分

アスリート俳優の森渉、妻は人気声優の金田朋子

 アスリート俳優として数々のスポーツバラエティ番組で活躍する森渉。2013年には10歳年上の人気声優・金田朋子と結婚。1人娘は今年小学生になった。奇想天外かつハイテンションな言動でお茶の間を賑わす金田は“家事できないキャラ”としても知られ、部屋の散らかりぶりをイジられることも多い。それでも家族が笑顔でいられる秘訣とは? オンラインサロン「森渉のわくわく親子運動部」や室内アスレチック施設「フォレスチックパーク」運営などで子どもたちの運動指導も行う森の家族観と育児論を聞いた。

【写真】『SASUKE』に出られそうな大ジャンプ!脅威の運動能力を持つ娘さん!運動や旅行を楽しむ森渉&金田朋子夫妻

◆家事のペースが違って当たり前、家がグチャグチャでも「家族3人が笑顔でいることが大事」



──奥さまが44歳で出産された娘さんも今年小学生になりました。子育てや夫婦関係で変化はありますか?

【森渉】 我が家の小学生が2人に増えたみたいな感じですね。妻は自由なキャラですので、出会った頃から小学生と接しているような感覚もあって(笑)。もちろん妻として愛している部分はありますが、娘が生まれる前から子育てをしているようなものでした。娘の入学式はもちろん感慨もありましたが、生活の延長線上にあるイベントで、何かが大きく変わったということもありません。

──バラエティなどでは、度々「家事が苦手」と公言されている奥さまですが、育児は娘さんと同じ目線で遊ぶなど楽しんでいる印象です。家事、育児の夫婦分担はどのような割合ですか?

【森渉】 育児はイーブンだと思います。妻には全力で育児を楽しんでほしいし、僕はその様子を俯瞰で見ながら娘にとって必要だと思われることをフォローしています。家事は8対2で僕の方が多いですね。ただこの割合もあくまでペースの違いであって、床掃除で例えるなら僕が80%の面積にササッと掃除機をかけるタイプだとしたら、妻は自分のスイッチが入った時だけ20%の面積をものすごく集中して磨くタイプなんです。

──よく夫婦で家事のペースが違うとギスギスすると言いますが…。

【森渉】 大前提として僕は妻が自分の所有物だと思ってないので、ペースは違って当たり前。「妻とは、夫とはこういうもの」という自分の価値観を押し付けていたら、相手が思い通りに動かなかった時にストレスが溜まりますよね。何より僕は家族3人が笑顔でいることを優先したいんです。家事も「家族のために」と嫌々やって身も心も疲れるくらいだったら、部屋が散らかっていた方がいい。それは妻もそうだし、僕だって仕事が忙しくて家事ができない時はあります。だから我が家はいつも足の踏み場もないくらいグチャグチャなんです(笑)。

◆夢に向かう強い心を持つ妻に尊敬も…お互いが励まし合う仲であることが夫婦円満の秘訣

──結婚から10年以上経ちましたが、夫婦の危機はなかったですか?

【森渉】 喧嘩はしょっちゅうします。しかも妻は、「そこで怒る?」とスイッチがわかりにくい人なので、最近は娘と「ママって難しいね」と共感し合うこともよくあります(笑)。ただ僕としてはそういう時もゲーム感覚というか、トラブルを乗り越えた時に「また1個成長できた」と思えるタイプなんですね。そうすると何が起きてもすべてが楽しくなります。

──その器の大きさ…。奥さまも仕事がお忙しいですし、イライラする時もあるのかもしれません。

【森渉】 ただ僕としては、「それは自分で選択した上での辛さなのか?」を見るようにしています。例えば、僕らは夫婦でマラソンをやっていますが、長距離を走るのは誰しも辛い。でも、それは自分で選んでその辛さに身を投じているわけで、その先に何かを掴みたいから頑張れるんですよね。妻がマラソンを始めたのは10年ほど前ですが、年間を通してトレーニングしていて、この5月だけで通算300キロ走りました。

──51歳の女性が、それはすごい!

【森渉】 妻はもともと走るのが好きだったわけではなく、今もたびたび「しんどい」「もうやめたい」と弱音を吐きます。それでも彼女には夢があるから、くじけそうになっても何度も立ち上がる。「頑張っているママが好き」という娘の言葉も後押しにはなってはいるのでしょうが、最終的に踏ん張るのは自分ですし、そんな妻を僕はとても尊敬しています。

──奥さまの夢とは?

【森渉】 僕も彼女も度々テレビのマラソン企画に出場してきましたが、『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)の「100kmサバイバルマラソン」企画のような長い距離のマラソンの企画に2人で出るのが、夫婦の長年の夢でした。それが今年ついに叶うんです。彼女は女子の1位を目指して猛トレーニングしていますし、もちろん僕も最高記録を出したい。しょっちゅう喧嘩している僕らですが、夫婦で共通の夢に向かっていること。そしてその夢が実現できるようお互いに励まし合う仲であることが、結局は夫婦円満に繋がっているのかなと思います。

◆娘の夢を叶えるという共通の目標も…夫婦が毎日笑顔で楽しそうに生きることが大切

──パパとママが夢に向かって頑張っている姿は、娘さんにもいい影響がありそうですね。

【森渉】 実は娘にもスポーツに関する夢があって、それを叶えるための手伝いも僕ら夫婦の共通の目標になっています。娘は運動だけでなく、お絵描きも工作も勉強も大好きで、何もかも楽しそうにやっています。それは僕ら夫婦が毎日笑顔で楽しそうに生きているからなのかなと思います。現代のお子さんは、スマホが大好きですよね。それはやはり親御さんがいつもスマホをいじっているからで、お子さんは親御さんが好きなものを好きになるものなんです。

──森さんは「知育レクリエーションインストラクター」や「チャイルドコーチングアドバイザー」などの資格をお持ちです。子育てとスポーツに関する知見を活かしたオンラインサロン「森渉のわくわく親子運動部」の主宰や、室内アスレチック施設「フォレスチックパーク」の運営をされています。夢に向かって挑戦する間に、心が折れたりやる気をなくすお子さんもいます。そんな時、森さんはどのようにサポートされていますか?

【森渉】 娘ができてから育児について学んできましたが、子どもは挑戦と甘えを繰り返しながら自立していくと言われています。子どもがやる気をなくしているのに親が無理強いすると、却って甘えのスパイラルから抜け出せなくなるんです。人間は心が満たされているからこそ挑戦できるわけで、不安だと先に進めなくなるんですね。その不安要素は何なのか、子ども自身で乗り越えられることだったら親は見守ればいいし、親のサポートが必要なこともあるかもしれません。とにかく子どもの不安にしっかり向き合い、心のパワーをチャージしてあげて、「また挑戦したい」と言い出すまで待つことが大事だと思います。

──ご自身の知見をダイレクトに伝えるオンラインサロン「森渉のわくわく親子運動部」を通して、どんなことを伝えたいですか?

【森渉】 赤ちゃんは本能的に運動が好きですが、何かをきっかけに運動嫌いになってしまう子どももいます。だからこそ早いうちから「体を動かすことは楽しい」という経験をたくさんさせてあげたいんです。よく「運動神経」と言いますが、脳の神経系は繋がっているので、運動すればするほど脳が活性化され、学習能力はもちろん、考える力やチャレンジ精神といった心の部分も豊かになります。そうした生きる土台をしっかり持った子どもが増えれば、日本はもっといい国になる──という大きなことまで考えてはいるのですが、まずはその最小単位である家族が大切。親子が毎日をイキイキ楽しく過ごせるコツを伝えていきたいです。

(文/児玉澄子)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください