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斎藤佑樹、元プロ野球選手であることを「忘れる」 現役アスリートに驚き他人事のように

ORICON NEWS / 2024年6月27日 14時25分

元野球選手だと「忘れる」と明かした斎藤佑樹(C)ORICON NewS inc.

 元プロ野球選手で実業家の斎藤佑樹(36)、元プロサッカー選手の磯村亮太(33)、鹿山拓真(28)が27日、都内で行われたトークイベント『プロ野球選手と元Jリーガーが見た“アスリートのキャリア”の現実~栄光と挫折を知る彼らと共に考えるキャリア支援の未来とは~』に参加した。

【写真】引退後のキャリアについて語った斎藤佑樹たち

 斎藤は、アスリートのネクストキャリア支援などをする会社「シーソーゲーム」で取締役兼CIOに就任している。磯村、鹿山も同様の仕事をしており、アスリートとネクストキャリアを考えるメディアサービス「アスミチ」がリリースされた。斎藤は「僕自身は小学校1年生の時に野球を始めて、そして32~3歳まで30年近く野球をやらせていただきました。その中では野球しかやってこなかった。でも、逆に言えば野球をずっとやらせていただいたっていうことなんですけど。その後、野球を引退して、そのキャリアをどうしようって考えた時に、どんな選択肢があるんだろう、とことを僕はほとんど知らなかったんです」と回顧。



 続けて「その中で『アスミチ』として、引退した選手たちのその後のキャリアを取り上げるようなプラットフォームを立ち上げることによって、多くの引退したアスリートのその先を示していくようなものを作れたらいいなという風に考えています」と熱く語った。

 現役中に引退後のキャリアを考えていたかについて、斎藤は「ほとんど考えてなかったです」と正直に打ち明ける。「多くのアスリートに体力の限界が絶対来るわけですよ。野球選手だったら、30歳までやれたら本当に素晴らしいこと。40歳までだったら本当に神レベル。その選手でも絶対にその後のキャリアは絶対に訪れるわけです。『いつか考えなきゃいけないな。でも、やっぱり今は野球やってるから野球を考えよう』というとしかなかった」と振り返る。

 磯村は「セカンドキャリア考える時って大体うまくいってない時。なので、やっぱり逃げてるのかなっていう思いもちょっとありながら…。自分がうまく行ってたら、そこでずっと稼いでいけるという思いもあった。そこの葛藤はずっとあったかもしれないです」と話すと、斎藤は「野球選手もそうですけど、現役でどれだけ稼いでも、税金で半分ぐらい持っていかれる。それをちゃんとして貯めるのは、すごく難しいわけです。その後、逃げ切るっていうことは、たぶんほとんどのアスリートはできないはずなんですよ。だから、それも含めて僕たちは勉強しておかないといけないんだなと思いました」と口にしていた。

 また、プロアスリートになれたことが、ある意味で1つのゴールになってしまったそう。斎藤は「最近、自分が元プロ野球選手であることを忘れるんですよ。テレビを見ていると、こんなスゴい人たちが野球をやっているんだな、自分もその世界にいたんだと思うと、スゲーな、と(笑)。他人事だなと思いながら見てます」と笑っていた。

 イベントでは、競技を引退した後のアスリートについて考えた。3人は自身の経験を交えて話していた。MCは、プロ野球・阪神タイガースのファンで、英プレミアリーグ・アーセナルのサポーターの笹木かおりが担当した。

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