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JUBEE、AA=の「PICK UP THE PIECES」をカバー 上田剛士とのスペシャル対談動画も公開

ORICON NEWS / 2024年6月26日 19時0分

(左から)JUBEE、AA=の上田剛士

 ラッパー・JUBEEが26日、ロックバンド・AA=のライブアンセム「PICK UP THE PIECES」をカバーした楽曲「PICK UP THE PIECES (Mass Infection Mix)」をリリースした。またカバーの許諾をしただけでなくプロデュースワークも務めたAA=の上田剛士との制作秘話について掘り下げるスペシャル対談動画も公開された。

【画像】JUBEE「PICK UP THE PIECES (Mass Infection Mix)」ジャケット写真

 ロックのフィーリングを大胆に取り入れ、サウンドや共演相手も含めて「現代のミクスチャー」を標榜するJUBEEのニューシングルは、敬愛するAA=の名曲「PICK UP THE PIECES」のカバー&サンプリング。トラックは上田本人の手によるもので、半分は直球のカバー、もう半分は猛烈にハードなリアレンジ。そこに自作のラップをかますJUBEEの、愛にあふれたオマージュも強烈だ。今の時代だから生まれた、この2人にしか作り得ない非常に力強い楽曲が誕生した。



 今年4月にリリースされた第1弾「Playground feat. (sic)boy, HIYADAM」、5月の第2弾「Vision feat. JESSE(RIZE / The BONEZ)」に続き、3ヶ月連続となる今作のシングル「PICK UP THE PIECES(Mass Infection Mix)」で音楽シーンやリスナーを驚かせる、JUBEEならではの挑戦に満ちた新たな楽曲がいよいよリリースされる。

 さらに上田との対談動画も公開された。ラフな空気感でのトークでは、楽曲誕生から制作秘話などここだけでしか語られない内容となっている。

 また本楽曲と4月にリリースされた「Playground feat.(sic)boy, HIYADAM」、5月にリリースされた「Vision feat. JESSE(RIZE / The BONEZ」を収録したJUBEEの2ndアルバムが今夏にリリースされることに加えて、『JUBEE 2nd Album Tour 2024』の開催も解禁された。第1弾解禁内容としては、奈良、福岡、神戸公演までで、チケットぴあでの先行抽選も始まる。

■対談動画より抜粋

――JUBEEの新曲「PICK UP THE PIECES (Mass Infection Mix)」。コラボが決まったのはどんな経緯ですか?
JUBEE:あ、もうこれは完全に僕から、剛士さんに急に連絡した感じです。
上田:急に連絡きた(笑)。
JUBEE:ヒップホップのフィールドの中で、モッシュやダイブを起こしたり、シンガロングさせたりしたい。それは自分の中のひとつの目標としてあるんです。で、やっぱりAA=のライブを観てても「PICK UP THE PIECES」は曲としての力強さがすごく印象に残ってて。サビのメロディも気持ちいいし、これを僕の中に落とし込んでみたらどうなんだろうってずっと想像してて。で、「ワンチャン、カバーさせてもらえないかな?」って剛士さんに恐る恐るLINEして。直談判で聞いたら、快くOKしていただいて。
上田:いや、面白いこと考えるなと思った。「新しい曲を作ってくれ」とかはいろんな人に言われるけど、「この曲カバーしたい」って言われたこと、あんまりないんで。しかもそれを自分でアレンジするって、なかなかない機会だから。
JUBEE:そう、最初から「ビートもお願いします、踊れる感じにしてください」ってお伝えしたんですね。

――制作の分担は?
JUBEE:まず剛士さんからラフのビートをいただいて。サビ自体はカバーだから、そのまま自分が歌い直して。途中の激しくなるラップのセクションは自分で新しく、原曲から得られたインスピレーションを元に歌詞を書いて。そういう感じで仕上げていきましたね。僕としては、あんまりバンドバンドしたものよりは、踊れる感じにできたら、ヒップホップのお客さんも聴きやすいし、受け入れてくれるかなと思ってたんで。
上田:新しくアレンジしたところは、前の世界観をぶっ壊すぐらいの勢いで行きたいなと思ってた。それこそさっき言ったように、ハードコア、テクノとかガバとかも好きだって聞いてたから「そういうノリを出したらこいつどうラップしてくんのかな?」って。それでちょっとぶつけてみた。
JUBEE:そうなんですね。ちゃんとそこを乗り越えられてよかった。

――ラップのセクションには過去へのオマージュがありますね。聴く人が聴けばわかる「GAGA LIFE.」の引用。
JUBEE:はい。僕そういうの好きで。ヒップホップでサンプリングは当然だし、2人の関係性を知ってる人が聴いてブチ上がってくれる箇所を絶対に作りたい。これは別ですけど、前にJESSE(RIZE/The BONEZ)さんとやった時も、JESSEさんの歌詞をあえて入れたり。そういう意味で、僕はMADでいうと「GAGA LIFE.」がめっちゃ好きだったんで、メロディを引用させてもらいましたね。
上田:「おや?」って感じだった。「GAGA LIFE.」だっていうのは最初そこまでわかんなくて。なんかどっかで聴いたことあるな、みたいな感じ。
JUBEE:はははは!
上田:まぁ、俺のこととかをリスペクトしてくれてこれをやってるんだろうな、っていうのはわかった。
JUBEE:僕はずっとあのディストーションに憧れてて。ディストーションのボーカルの感じ。普段ミックスしてもらうヒップホップの人たちに、リファレンスとして剛士さんの曲を聴かせて「これっぽくやってほしい」って言っても、あんまりそういう感じにはならないんですよ。でも今回は剛士さんに直接お願いできるから。「あの感じのディストーションをかけてほしいです」って言えて。個人的にアガりましたね。
上田:音歪ませるの、大好きなんで。
JUBEE:僕その歪みで育ってるんで。本物の歪みをかけてもらった、みたいな。
上田:なかなかあそこまでやんないもんね。普通のエンジニアさんだと。そこはね、自分がやり続けて、やり抜いて、ゲインが上がりまくっている感じ。
JUBEE:うれしかったっす、あれは。
上田:他の人に曲を書く機会って、ちょこちょこあるけど、音の強さとか攻撃的な感じがそこまで求められていないものもあるから。それとはもう全然違うね、JUBEEのやつは。「JUBEEはやれるだろう!」っていう感じで、あんまり遠慮なく考えられる。やってて楽しい。気持ちいいし。
JUBEE:本当っすか? やったー! なんか、認めてもらったみたいな感じが今しました。うれしいです、本当に。

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