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松山千春「下の奥歯が4本も外れちゃってね」…ツアー中にアクシデントも完走 札幌で「140回目」公演

ORICON NEWS / 2024年6月27日 21時0分

春のコンサート・ツアーのファイナルを地元・北海道で迎えた松山千春

 シンガー・ソングライターの松山千春が27、春のコンサート・ツアーのファイナル公演を、地元の北海道・札幌カナモトホールで迎えた。4月3日に新曲「友よ」をリリース後、神奈川・鎌倉芸術館(4月4日)を皮切りにスタート、全国24ヶ所で全25公演をめぐった。

【写真】トラブル連続のツアーを熱唱で締めくくった松山千春

 ステージはデビュー曲「旅立ち」で幕を上けた。「全国を飛び回って無事に北海道に帰ってきました」。千春の全国ツアーでは恒例となった凱旋公演に会場内からは「千春コール」が響き渡った。

 今年、デビュー48年目を迎えたが、札幌での公演は北海道厚生年金会館を含めて140回目だという。「デビューして以来、札幌市内では毎年3回はやっていることになる」と感慨深げ。



 その後、「銀の雨」「Sing a Song」など前半は、恋愛を歌った名曲、ヒット曲を中心に熱唱した。

 千春にとって今回のツアーはアクシデントだらけだった。「(公演の後半は)風邪なんかをひいちゃって、これが本当に酷かったんだけど、ところが大阪なんかは客が盛り上がるんだよ、いやー、びっくりしたね」と近況を振り返ると、さらに「名古屋の公演前だったんだけど、スパゲティーを作って食べていたら、下の奥歯が4本も外れちゃってね。自分でもびっくりしたよ、歯がなければ歌えないからな、札幌の歯医者に行って2時間かけて応急処置をしてもらったんだけど、それがツアーの真っ最中だったからね。そうしたら医者が『今度、外れた時に使って下さい』ってボンドを手渡すんだよ、いや参ったねー」と苦笑いしていた。

 コンサートの後半は「オホーツク」や「決意」「生命」、そして新曲「友よ」などフォークシンガーとしての作品でファンを魅了。アンコールでは「長い夜」「大空と大地の中で」「凡庸」など全16曲を歌い上げた。

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