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声優初挑戦の河合優実、絶叫シーンに苦戦 監督がブースで仰天行動「信頼のできる監督だと感じました」

ORICON NEWS / 2024年6月29日 11時8分

収録での心境を語った河合優実 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の河合優実が29日、都内で行われたアニメ映画『ルックバック』公開記念舞台あいさつに登壇した。アフレコの裏話を披露した。

【写真】ふんわり衣装で登場した河合優実

 主人公・藤野役を演じた河合は、今作が声優初挑戦作。叫ぶシーンには「テイクを何度かトライしていたのですが、(音響監督の)木村さんのディレクションに納得のいくものがでなくて」と苦戦したそう。「押山(清高)さんがブースに入ってくれて、『今から叫びます』って150パーセントの力で叫んでくださって」と裏話を明かした。

 押山監督は「近くで大声出しちゃってすみません」と苦笑い。河合は「イメージもできたのですが、実際にやってくれた行為に対し、すごく感謝して信頼のできる監督だと感じました」と感謝の思いを伝えた。



 『チェンソーマン』作者・藤本タツキ氏が描く『ルックバック』は、小学4年生の藤野と不登校の同級生・京本2人の漫画を通した成長ストーリーで、ある日、すべてを打ち砕く出来事が起きる。2人が描いた4コマ漫画が学年新聞に掲載されてから始まる青春物語で、中学生、高校生…と2人の人生を描いている。

 今回のアニメ化では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』など数多くの劇場作品に主要スタッフとして携わってきた押山氏が監督、脚本、キャラクターデザインを務め、アニメーション制作はスタジオドリアンが担当した。主人公・藤野役を河合、京本役を吉田美月喜が担当し、ともに声優初挑戦でW主演となる。

 イベントには、吉田も登壇。押山監督が河合と吉田に直筆の似顔絵イラストを贈るサプライズもあった。

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