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湘南乃風HAN-KUN、ソロデビュー15周年で“ジャパレゲ復興”に期待「世界に向けて発信できる時代が来ればいいな」

ORICON NEWS / 2024年7月2日 15時24分

“ジャパレゲ復興”に期待していることを明かした湘南乃風・HAN-KUN(C)ORICON NewS inc.

 レゲエグループ・湘南乃風のHAN-KUNが2日、都内リハーサルスタジオで『The REGGAE ORCHESTRA HAN-KUN 15th Anniversary Special Live』の記者発表会を行った。

【写真】盛大なオーケストラとともに熱唱したHAN-KUN

 HAN-KUNは2003年に湘南乃風のメンバーとしてデビューし、2008年7月9日にアルバム『VOICE MAGICIAN』でソロデビューした。来年ソロ15周年を迎えるにあたり、1stアルバムの発売日である今月9日に、東京・初台の東京オペラシティ コンサートホールで『The REGGAE ORCHESTRA HAN-KUN 15th Anniversary Special Live』を行う。



 今回のライブは、HAN-KUNの「湘南乃風というグループをやって21周年、ソロで15周年ということで、改めて自分のルーツである、ジャマイカで生まれたレゲエという音楽をマイクを通して表現したい」という思いのもとで実現した。

 オーケストラとの共演については、「言葉を選ばずに言えば、交わらなさそうなジャンル感ではあるけど、そこで生まれる化学反応が楽しみ」と期待に胸を膨らませ、「壮大さという点で胸を借りたい。日本でレゲエをやっている仲間たちにとってもいい足跡にできるんじゃないか」と力を込める。

 そして、当日出演する指揮者の阿部未来氏とグランドフィルハーモニック東京とともに、リハーサルとして「FIRE BURNING」を生披露。オーケストラを採り入れた壮大なサウンドに乗せ、オリジナル版とは異なるグルーヴを響かせた。

 記念ライブには、阿部氏とグランドフィルハーモニック東京に加え、TEE、キヨサク(MONGOL800/UKULELE GYPSY)、そして湘南乃風のRED RICE、若旦那、SHOCK EYEといったスペシャルゲストの出演も決定している。

 ゲストたちとの思い出を聞かれると、「特にないです(笑)」と冗談っぽく笑いながらも、SPICY CHOCOLATEの楽曲「ずっと」で共演したTEEや、自身のカバーアルバムを通じてメッセージを交わしたキヨサク、そして「ほかで頑張っている姿を見てほしいと思ってあまり招いてこなかったんですけど、今回は一緒に祝いたいと思って声をかけた」という湘南乃風メンバーたちへの思いを明かした。

 そして「僕自身、ソロとしてはやっぱりまだまだだし、レゲエっていう音楽が日本ではなかなか認知されていないことを感じていて。ジャマイカの文化が言葉になって、音になったレゲエの始まり方を考えると、やっぱりまったく違う文化圏の日本では難しいところもあるのかなと思う」と、現在のシーンに対する思いも吐露。

 続けて「でも、2000年初期に『ジャパレゲ』っていうカタカナ表記のジャンルとして認知された瞬間もあって、その言葉がジャパニーズレゲエアーティストとして活動してきた僕にとってはすごく大切なものになっている」とし、「ちょっと時を経てしまったけれども、今もう一度『ジャパレゲ』っていう言葉を武器に、みんなに少し耳を傾けて、心を踊らせてもらえるチャンスを作りたいし、それを未来に残していけないかなと思っています」と力を込める。

 その“未来”が指す先は「ファンだけじゃなくて後輩たちにっていう部分もすごく強いんですけど」と言い、最後に「日本のレゲエアーティストと同じ方向を向いて、『レゲトン』とか『アフロビーツ』のような世界中のみんなを踊らせる新しいジャンルとして、『ジャパレゲ』を世界に向けて発信できる時代が来ればいいなと思っています」と期待を込めた。

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