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ニコニコ、新たな情報流出を謝罪・現状説明 匿名掲示板やSNSなどで拡散「絶対に止めて」 悪質な人へ「法的措置」

ORICON NEWS / 2024年7月2日 19時8分

ニコニコ

 システム障害の渦中にあるKADOKAWAは2日、6月28日に発表したランサムウェア攻撃を行ったとされる組織が、さらに情報を流出させたと主張していることを発表。ドワンゴのサービス「ニコニコ」は同日、謝罪の上、対応などについて記した。

【画像】やばそう…大規模なサイバー攻撃で障害 ニコニコ側の説明文

 ニコニコ公式Xで「情報流出のお詫び」として「6月8日から始まるKADOKAWAグループへのサイバー攻撃により、ドワンゴに関わるすべての方にご心配とご迷惑をおかけしております」と切り出し、「7月2日に金銭を目的としたサイバー攻撃を行ったとされる組織が、ドワンゴから不正に取得した社内情報をダークウェブに公開しました。公開されたデータには契約書情報や一部クリエイターの方々の個人情報も含まれており、これによりクリエイターの方々、お取引先の方々、ドワンゴに関係する方々に重大な影響をおよぼす可能性があります。ご迷惑をおかけしていることを心よりお詫び申し上げます」と伝えた。



 さらに「現在、外部専門機関とともに、どなたの情報が漏れたのか、どのような情報が漏れたのか、犯人が公開したデータの確認作業を行っています。現在の調査状況では、漏洩した情報の範囲が特定されておらず、またインターネット上で流出したと噂されている情報のなかにはフェイク・捏造情報が含まれている可能性もあるため、実際にどのデータが流出したのか、社内の記録と突き合わせながらの特定作業を行っています」と説明。

 「本事案発生直後より、外部専門機関の支援を得ながら急ぎ特定作業に取り組んでいるのですが、作業に時間を要しているのが現状です。いち早くお伝えするべき立場でありながら、皆様へのご報告に時間がかかってしまっていることを深くお詫び申し上げます」とした。

 そして「そうしたなか、犯人から公開された流出データを取得し、匿名掲示板やSNSで拡散している人たちがいます。他者の個人情報を発信する行為は、その行為自体が罪となる可能性もあります。また、そのような行為は、さらに情報流出の被害を拡大させ、多くの方々の事業や生活をおびやかし、今後類似の犯罪が増大する下地を生み出してしまいます。絶対に止めてください」と呼びかけ。

 「ドワンゴとしては、流出した情報によって、クリエイター様や取引先様・関係者様が二次被害を受けてしまう可能性をできるだけ減らしたいと思っています。弁護士と協力し、悪質な情報拡散を行っている人には法的措置を行います」とも明らかにした。

 「ご自身の情報が公開されている場合は、窓口へご連絡ください。お手数ですが、ご連絡はどの場所で、どの情報が、どのように公開されていたかの詳細を、できるだけ具体的にお知らせいただけますようお願い申し上げます」と、「情報漏洩に関するお問い合わせ専用窓口」を案内。

 最後は「※ウェブ上で拡散されている情報については、ドワンゴでの巡回監視のほか、ご連絡いただいた情報をもとに、ドワンゴより各プラットフォームに削除申請を行います。しかし、即座の削除はされないケースも多く、大変心苦しいのですが、ご自身での削除申請も併せて行っていただくようお願い申し上げます。今後、流出した情報の確認が進み次第、弊社プレスリリース・公式Xを通じて、随時情報をお知らせいたします。重ねて、多くのクリエイター様・取引先様・関係者様にご心配・ご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます」とつづった。

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