日向坂46高本彩花、1st写真集で「理想の体に」 ストイックなトレーニングこなしメンバーからも太鼓判【インタビュー前編】

高本彩花 （C）ORICON NewS inc.

　日向坂46の高本彩花が、1st写真集『僕の記憶の中で』（光文社）を発売した。現在発売中の11thシングル「君はハニーデュー」の活動をもってグループから卒業することを発表している高本にとって、アイドルとして最初で最後の写真集となる本作にかける思いを語ってもらった。

【撮りおろしカット】圧巻のスタイルを披露した高本彩花

――写真集の話を聞いた時はいかがでしたか？

【高本】私のアイドルのとしての最後の夢だったので、その夢がかなうと決まった時は本当にうれしかったですし、撮影に向けて気合が入りました！

――写真集を手に取ってみていかがですか。

【高本】私がやりたかったことを全部叶えてくれて、すごい。最高の仕上がりの写真集になったなって思います。

――いつ頃から写真集を出したいと思うようになったきっかけは？

【高本】2019年に専属モデルが決まったんですけど、そのころから写真集を出すメンバーが増えていて。ほかのメンバーの写真集を見て、本当にすてきだなと、すなおに思ったので、私もできたら最高だなと思いましたし、いつかはやりたいなって思うようになりました！

――撮影地はタヒチで行われたそうですね。

【高本】リゾートで絶対に撮りたかったので、タヒチに決まった時はうれしかったです。自然もあって、海もきれいなところで撮りたかったので夢がかないました。自分がアイドルっていうのも忘れて、プライベートのように楽しめた気がします。

――普段見られない素の表情もたくさん収められていました。

【高本】めちゃくちゃ素でした（笑）。こんな笑い方なんだって、自分でも知らなかったような表情もいっぱいありました。ファンの方も喜んでくれそうです（笑）。

――タヒチで思い出に残っている出来事はありますか？

【高本】初日の夜ご飯の時に、私の誕生日をお祝いしてくださったのはすごく覚えています。その時は分からなかったんですけど、私がケーキを持って喜んでいる後ろで、現地の人がニコニコ見守っていてくれていたんです（笑）。私、その写真がめちゃくちゃ好きで。いろんな方にお祝いしてもらえたのがうれしかったのが思い出です。“写真集”っていうプレゼントももらえて、宝物になりました。

――今回の写真集では、水着カットやランジェリーカットにも初挑戦されましたが、写真集のために準備されたことはありますか？

【高本】すごくしました（笑）。写真集のために半年ぐらい前からジムに通い出して、本格的なトレーニングをするための体力づくりから徐々に始めました。その後、撮影の1ヶ月前くらいからは週3とかで行って、とにかく追い込んで撮影に挑みました。

――どんなスタイルを目標に？

【高本】絞りつつ筋肉をつけて、バランスよく体が見えるようにトレーニングしました。毎日自分の体の写真を撮って比べていて。毎日見てるとどこがどう変わってるか全然わからなくて、トレーニングも大変に感じてしまっていたんですが、完成した写真集を見ると、ちゃんと絞れていたんだなって思いました。

――ストイックに追い込まれていたんですね。

【高本】理想の体には近づけたかなと思います。写真集の撮影をする当日とかも、メイク終わってちょっと腹筋したり…（笑）。「ご飯食べちゃったから消費しないと…」みたいな感じでやっていました（笑）。

――メンバーからの反響はありましたか？

【高本】みんなすごい「いいね！」って言ってくれます。特に（森本）茉莉ちゃんが私の肩のラインが「すごい好き」って伝えてくれてうれしかったです！あと濱岸ひよりには逆に私から「これやばくない？どう？」みたいな感じで直接見せています（笑）。初めて水着カットが出る時は私も不安だったので、いろんな人に「これ明日出るんだけど大丈夫かな？」って聞いていたんですが、みんな「大丈夫だよ！」と言ってくれたので背中を押されました。でも同期には恥ずかしくて後輩ばかりに見せています（笑）。

――タイトルの『僕の記憶の中で』にはどんな思いが込められているのでしょうか。

【高本】アイドルの集大成としての写真集でもあるので、アイドルとして過ごした8年間の私の記憶も、ファンの方に残っている記憶も、この写真集の中に閉じ込めて“永遠に忘れないで欲しい”という思いを込めています。皆さんと一緒にずっとずっと大切にしていきたいという、重ためな感じでつけました（笑）。

――“重ため”ですか？（笑）

【高本】私、皆さんが思っているよりもファンの方に対して愛が深いタイプなんです（笑）。“重たい女”みたいな（笑）。そんな重めの彼女感があるタイトルのようにも思って、すごくすてきだなと思いました。

――最後に、写真集を待つファンの方へメッセージをお願いします。

【高本】私の夢でもありましたが、ファンの方からも「写真集を出して欲しい！」っていう声をたくさんいただいたおかげでこの夢がかないました。写真集のことだけじゃなく、ファンの皆さんの温かい応援のおかげで、私はここにいることができるし、ここまで頑張ることができました。皆さんから「ありがとう」って言っていただくことが多いんですけど、こちらこそ“ありがとう”と思ってます！写真集にはそんな“重い愛”が詰まっているので、一緒に旅行した記憶だと思って、一生大切にしてほしいです！

【プロフィール】高本彩花（たかもと・あやか）
1998年11月2日生まれ、神奈川県出身。2016年に「けやき坂46 メンバー募集オーディション」に合格し、けやき坂46（元・日向坂46）のメンバーとしてデビュー。愛称はあやちぇり、おたけ。日向坂46の1stシングル「キュン」収録の楽曲「Footsteps」でセンターを務めた。『andGIRL』のレギュラーモデルとしても活躍。7月4日に開催される日向坂46のアンダーメンバー「ひなた坂46」単独ライブで卒業セレモニーが行われる。

■日向坂46高本彩花1st写真集『僕の記憶の中で』
今回、撮影のロケ地として選ばれたのは、フランス領ポリネシアに属するタヒチと東京。東京パートでは、愛犬ちぇりちゃんとの念願のツーショットも。いつものハッピー感あふれる姿から、大人な姿まで、魅力を余すことなく詰め込んだ1冊に仕上がっている。こだわりのファッショナブルな衣装をはじめ、タヒチでは現地の人に着方を教えてもらい、カラフルなパレオも着用。抜群のプロポーションで水着姿やランジェリー、パジャマなどさまざまな姿を今回の写真集で特別に披露している。