『西園寺さん』松村北斗は「デレデレパパ」 松本若菜が“ほっこり秘話”明かす
ORICON NEWS / 2024年7月3日 16時0分
俳優の松本若菜が主演、SixTONESの松村北斗が共演する、TBS系火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(7月9日スタート 毎週火曜 後10:00)。このほどそろってインタビューに応じ、お互いの印象や撮影秘話などを語ってくれた。
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原作は『ホタルノヒカリ』などを手掛けた、ひうらさとる氏による同名コミック(講談社『BE・LOVE』連載)。徹底して家事をしない主人公・西園寺さんと、年下の訳ありシングルファーザー&その娘の風変わりな同居生活を通して「幸せって何?家族って何?」を考えるハートフルラブコメディを届ける。
主人公・西園寺一妃(さいおんじ・いつき/松本)は、アプリ制作会社でバリバリ働く38歳の独身女性。とにかく家事をしたくない一妃は、憧れのマイホームを手にし、最新家電で創意工夫によって“家事ゼロ”の暮らしを満喫してきた。
ある日、年下のイケメンエンジニア・楠見俊直(くすみ・としなお/松村)が一妃の勤める会社に転職してくる。アメリカ帰りの天才肌だが、無愛想で変わり者の楠見に手を焼く一妃だが、実は楠見は4歳の娘・ルカ(倉田瑛茉)を育てる訳ありシングルファーザーであることが判明。さらに、トラブルで家を失った楠見親子とどういうわけか「偽家族」として一緒に暮らすことに…。
改めて本作の印象を問われた松本は「最初に台本を読ませていただいた感想は、等身大の女性として共感できる部分と、自分の理想を形にできる年齢の女性というのが輝いて描かれている。見ていて、遠くない存在という印象でしたね。第1話だけでも人生が一気にコロッと変わるような瞬間が切り抜かれていたので、見ていてすごく楽しかったですね」と声を弾ませる。
同様の質問に松村も「超ドラマ的キャラクターが来た!って思いましたね(笑)。面白いストーリーで来週が気になる系の終わり方もしてる~!って」と笑顔で話しつつ「もちろんプレッシャーも感じましたけど、すごくワクワクする台本を1話目からいただけて、早く最終話まで読みたいという思いになれました。きっとドラマを見てくれる方も早く最終話までたどり着きたいって思ってくれるんじゃないかな」と期待を寄せた。
共演となる2人にお互いの印象を聞くと、松村は「“サラッと姉貴”みたいな、そういう印象でしたね(笑)。別け隔てなく誰とでもパイプになれるような人でクランクイン前から『この人を頼りにしていればいいんだ』って」とリスペクトのまなざしを向ける。
噂で人見知りだと情報を得ていたという松本は「松村北斗さんという人間を調べるためにSixTONESのYouTubeを見させていただいた。そうしたら皆さんがおっしゃるとおり、天然だっていうのが分かりました(笑)。“松村北斗タイム”っていうのがあるんですよ」と語る。実際に顔を会わせた際にも「独特の空気感を醸し出している」と明かしながら「私がセカセカしているタイプなのでいい風に中和してもらっています」と感謝の思いも口にした。
また、自身が演じる楠見の役柄に話題が及ぶと、「シングルファーザーの方が身近にいないので、以前、父親役はやらせてもらったのですが、その時の知識や体験、調べたことを合わせつつ、実際にルカ役を演じる瑛茉ちゃんに触れ合って感じたことを大事にしてみようと。それが成功の道かは分かりませんがその先に光がありそうで、とにかく今は毎日ちゃんと触れ合っています」と回想。
“娘”とのスキンシップは「最初は少し小っ恥ずかしかった」と本音を漏らしながらも「本当に瑛茉ちゃんに助けられて、すぐに『パパ』と呼んでくれた。だから僕も負けてられないなと思いながら、瑛茉ちゃんに対して『じゃあパパも一緒にやっていい?』と話しかけるようになりました。自分の中ではすこし板についてきた感じがありますね」と笑顔で手応えをにじませた。
そんな松村の“パパぶり”について松本は「もう完全に親子感が出来上がってますよ。疲れてるだろうなって思ったら、私が声を掛ける前に松村さんがホイッと抱っこしてあげたり」と、ほっこりするような裏話を披露。松本から「デレデレパパの感じが出てるよ!」と突っ込まれた松村は「デレデレパパ、出てますか?(笑)」と照れくさそうな表情を浮かべた。
最後に視聴者に向けて、それぞれメッセージを送った。松本は「家事とはなんだろう、子育ては、仕事は…って生きづらい人たちもいるかもしれません。生きるための心がポッと軽くなるようなヒントが散りばめられている作品になっていると思うので、原作はもちろんのこと、ドラマ版でもさらに西園寺さんをパワーアップして演じきりたいと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらと思っております」。
松村も「いろんなキャラクターが出てきて、一人ひとりが濃ゆくキャラクターが描かれています。エンタメ性として楽しめるドラマでありつつ、それぞれがいろんな悩みの中で生きているので、私と一緒だ、僕と一緒だ、と共感する部分もあり、こんな悩みの中、苦しみの中で生きている人もいるんだと初めての出会いがたくさんあるドラマだと思います。新鮮な気持ちで見つつ、安心するエンタメ性もある。みんなに楽しんでもらえるドラマになっているかと思います」と呼びかけていた。
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