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フォルクスワーゲン『ティグアン』7年ぶりのフルモデルチェンジ より上質に進化

ORICON NEWS / 2024年7月4日 18時0分

フォルクスワーゲン ゴルフ (C)ORICON NewS inc.

 フォルクスワーゲンジャパンは3日、都内で「Volkswagen New Model Press Presentation 2024」を開催し、新型『ティグアン(Tiguan)』を発表した。

【写真30枚以上】7年ぶりのフルモデルチェンジ…新型『ティグアン』内外装全部見せ

 『ティグアン』は2007年に初代モデルが導入されて以来、全世界で760万台以上の販売を達成し、19年以降はフォルクスワーゲングループ全体でも最量販モデルとなっている。

 7年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型モデルは、SUVらしい力強さを強調するためボンネットの位置を従来モデルより高くし、空力性能もcd値0.33から0.28へと向上した。また、MQB evoアーキテクチャーにより新技術を多数搭載。アダプティブシャシーコントロール“DCC Pro”や、進化したマトリックスヘッドライト“IQ. LIGHT HD”、新世代インフォテイメントシステム“MIB4”が導入されている。



 アダプティブシャシーコントロール“DCC Pro”は、2バルブ独立制御式で、複雑な制御を実現し、ダイナミックな走行と快適な乗り心地を両立している。“Vehicle Dynamics Manager”は、4輪独立制御でステアリングレスポンスを向上させる。また、マトリックスヘッドライト“IQ. LIGHT HD”は片側1万9200個の高精細LEDを搭載し、夜間の視認性を大幅に向上させる。さらに、“Park Assist Plus”はステアリング、アクセル、ブレーキを自動操作し、最大5件の駐車スペースを記憶する機能を持つ。ドライビング・エクスペリエンス・コントロールは、迅速な機能アクセスを実現する。

 パワートレインについても、1.5L eTSIガソリンターボエンジンと48Vマイルドハイブリッドシステムを初搭載し、燃費と発進・加速をサポートする。2.0L TDIディーゼルターボエンジンは、フルタイム4WDシステム“4MOTION”と組み合わせ、力強い走りを実現している。

 新型『ティグアン』は、これらのエンジンを搭載した3つのグレードが用意されている。エントリーグレード『Active』には、最新の運転支援システムが標準装備。中間グレード『Elegance』には、LEDマトリックスヘッドライトやシートマッサージ機能が標準装備され、最高グレードの『R-Line』には、専用エクステリアと20インチアルミホイールが装備されている。

 この新型モデルは、9月から予約を受け付け、発売は11月以降になる見通し。エンジンとの組み合わせで全6グレード展開され、価格は「調整中」と発表した。

 なお発表会では、『ティグアン』以外に、3年連続“輸入SUV No.1”を達成したコンパクトSUV『ティークロス(T-Cross)』、今年50周年を迎えた『ゴルフ(Golf)』のビッグマイナーチェンジバージョン、ステーションワゴン『パサート(Passat)』という3車種の新型モデルもあわせて発表された。

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