【めちゃユル】西野亮廣“押し問答”の一部始終 岡村隆史「あなたは入れないし、入らない」

『めちゃ×2ユルんでるッ！』の模様 （C）ORICON NewS inc.

　1996年～2018年まで放送されたフジテレビ系人気バラエティー番組『めちゃ×2イケてる』のスピンオフ配信番組『めちゃ×2ユルんでるッ！』（以下『めちゃユル』）が、昨年の秋に続いて、2日の午後9時頃から生配信を実施。昨年の秋から9ヶ月ぶりの復活となったが、3日に誕生日を迎える岡村隆史のもとに、さまざまなゲストが駆けつけたが、岡村と西野亮廣（キングコング）との約30分におよぶ“問答”は大きな反響を呼んだ。改めて、一部始終を紹介していきたい。

【写真たくさん】岡村隆史VS西野亮廣“押し問答”の一部始終

　今回の生配信には、板野友美、西野亮廣（キングコング）、野添義弘、アキナ、山本圭壱（極楽とんぼ）、大久保佳代子（オアシス）らがゲスト出演を果たした。

　板野、野添が登場し、ゆったりとした時間が流れていた中、吉本興業の入口の扉をガンガンと叩く音が。西野が「開けてもらわないと！」と訴えるも、岡村は「ちょっと、配信やっています」とそっけない反応。西野は「知ってます！」と中に入ろうと試みるも、岡村が「ここは吉本興業です。ここは入れないでしょう？」と切り返し、西野も「ここ切り取られたら、本当にイヤなニュースなるよ（笑）」とキレキレでツッコミを入れた。

　2人の押し問答は止まらず、岡村が「吉本のものを叩かないでください！」と悪ノリしつつ、西野を中に入れるか、板野＆野添と作戦会議する流れに。岡村は「あの人は、僕なんかでは扱いきれない。あの人を扱えるのは、東野幸治だけ」と笑わせながら、まずは野添が西野と直接話をする流れに。ところが、西野が扉が開いた途端に中に入ろうとしたことから、“セキュリティー”に制止され、岡村たちは一斉に引き上げた。

　『めちゃイケ』さながらのテンポ感、岡村の仕掛け、それに対する西野のツッコミ、強靭な“セキュリティー”なども相まって、ただ「吉本興業の中に入れるか否か」というやり取りが、どんどん笑いを増していく。岡村の「あなたは入れないし、入らない」という謎の名言が飛び出したところで、西野がおもむろに外に出ると、また別の入口から侵入を試みた。

　ドア越しに、岡村は「あなたを面白くするのは、東野幸治以外は無理なの！」と呼びかけるも、西野は「お祝いをしたいんです。これがどれだけネットニュースになっても、あなたたちは責任取らないでしょう？僕は、吉本に止められたっていうので、いや違うんですって言わないといけない」と訴え、岡村もしっかり聞き入った。

　このまま和解にいたるかと思いきや、西野が再び強引に入ろうとしたため、交渉決裂。ところが、西野はまだあきらめてなかった。さらに別のところから、西野が大声で呼びかけ「キングコングの西野です！面白いシャッターの作りのせいで、こうなった」と、ちょうど目の位置が見えないところから中に入りたいと訴えた。岡村が「あの…きょうはなんですか？」と、改めてトボける中、西野は「吉本興業って、1回出たら、こんなに物理的に入れないの（笑）？」との言葉が飛び出すなど、見どころ満載となっていた。

　『めちゃユル』は2013年に誕生し、15年まで全22回配信。ナインティナインの矢部浩之のドッキリ結婚生報告や、ニコニコ超会議、なんばグランド花月に突撃しての生中継など、地上波ではなかなかできない“ゆるさ”をネット配信ならではの自由な構成と斬新な企画を行ってきた。

　現在では当たり前となった「オリジナル配信番組」の先駆けともいえるもので、『24時間ゼロテレビ2014・めちゃ×2なが～くユルんでるッ！』では生配信の視聴数が200万回を超え、当時の世界一の視聴数を記録するなど、数々の逸話を残してきた。

　この日の生配信の模様は「FOD」で配信されている。