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北村有起哉、香川ロケに“愛車”を空輸 パーツが届かず「自力で…」

ORICON NEWS / 2024年7月4日 19時38分

ロケに“愛車”を空輸したことを明かした北村有起哉(C)ORICON NewS inc.

 俳優の北村有起哉が4日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW 完全無罪』(7日スタート、毎週日曜 後10:00 全5話※第1話無料放送)の舞台あいさつに登壇した。

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 本作は、大門剛明氏の同名ミステリー小説(講談社文庫)のドラマ化。『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣氏が監督、脚本を担当し、広瀬アリスが主人公・松岡千紗を演じる。北村有起哉は一連の少女誘拐事件の容疑者・平山聡史役を演じる。

 主演の広瀬が「コメディーばかりやってきた私にとって、普段から一番対極にある作品。でも、お芝居でいろいろな面をお見せしたかったので素直にうれしかった」と喜ぶと、北村は「僕は難しい作品ばかり。でも、今回はあまりやったことがない役でしたね」としみじみ語った。



 撮影地は香川県。北村は「普段乗っている折りたたみの電動アシスト自転車を空輸して持っていったんです」と、オフ日への準備も万端だったことを伝えるが、「バッテリーが飛行機に載せられなかったので、別で宅急便で送ったんですけど、届くのが遅れて…。来るまで自力で漕いでエンジョイさせていただきました」と明かし、笑いを誘っていた。

 最大手法律事務所に所属する期待の弁護士である千紗は、同事務所のシニアパートナー・真山健一から21年前に香川県で起こった少女誘拐殺人「綾川事件」のえん罪再審裁判の担当に抜てきされるが、「綾川事件」と同時期に立件されていない少女誘拐事件がほかにも1件あり、千紗は被害者の1人だった。

 千紗は10年ぶりに故郷の香川の地を踏み、地元の法律事務所の同僚・熊弘樹の手を借りながら、当時の事件について調べ直していく。3つの事件は同一犯の可能性が高いとされ、自分を殺めようとしたかもしれない容疑者・平山聡史(北村)と向き合う千紗。無実を主張する平山を自分は信じられるのか――。弁護士としての職業倫理と、自らの過去との狭間で千紗は葛藤する。

 自身を誘拐した真犯人を見つけ出すため、被害者でありながら依頼人の無実を信じて弁護をすることに悩み苦しみながら自らの過去と闘い、真実にたどり着き、悪夢を克服していく。

 この日のイベントには、平山の有罪を主張する元県警刑事・有森義男役の奥田瑛二も登壇した。

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