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大根仁監督、『地面師たち』キャストに苦笑い 迫力ありすぎて「あまり並びにいたくない」

ORICON NEWS / 2024年7月5日 7時0分

『地面師たち』完成報告会に出席した大根仁監督(C)ORICON NewS inc.

 大根仁監督が4日、都内で行われたNetflixシリーズ『地面師たち』(動画配信サービス「Netflix」で25日から独占配信、全7話)の完成報告会に参加した。

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 実在の地面師事件に着想を得た新庄耕氏の小説が原作。不動産売買をエサに巨額の金を騙し取る詐欺師集団<地面師>による前代未聞の事件を描く。綾野剛は地面師詐欺の道に踏み込む男・辻本拓海役、豊川悦司は巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中を演じる。「交渉役」の拓海のほか、「情報屋」の竹下(北村一輝)、なりすまし犯をキャスティングする「手配師」の麗子(小池栄子)、「法律屋」の後藤(ピエール瀧)が登場する。



 大根監督は「できあがって1ヶ月ぐらい経って、うちうちのスタッフの試写とかもやって、そろそろ取材の方とか外部の方に見ていただく機会が増えてきた。皆さん一様に『一気見しました』、『面白いです』と。取材の時に、よく褒められるんですけども、その言葉にウソがないというか、本当に楽しんでみてくださってるなというのが実感としてあって」と明かす。続けて「自分でも薄々感じてたんですけども、これは大傑作なんじゃないかなってというが確信に変わってきている状態でございます」と話し、キャスト陣を笑わせた。

 本作について大根監督は「この話は地面師たちと騙される不動産デベロッパーの人たち、事件を追う警察という3つの柱が絡み合いながら進んでいく。まずはやっぱりメインの地面師グループを、どう魅力的に撮るかを、すごく考えた」と振り返る。中でもこだわったのはキャスティングだそう。

 「脚本を書く時に『この人に演じてもらいたい』と想像しながら書くんですけど、その時の第1候補で挙げていた皆さんが見事にそろったんですよ」としみじみ。「やっぱりこの5人がそろった時の得も知れぬ迫力、魅力がある。見ていただく通り、怪しさが、社会だとちょっと、あの…」と5人に合うOKな表現の言葉選びに苦戦しながら「あんまり僕、並びにいたくない。怪しさという点では似たようなビジュアルだと思いますけど」と笑っていた。

 イベントには、綾野剛、豊川悦司、北村一輝、小池栄子、ピエール瀧も参加した。

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