ピエール瀧、“ネトフリ俳優”の異名に苦笑い「10作品出るタダでネトフリが見られるらしい」 命名者は大根仁監督だった

『地面師たち』完成報告会に出席したピエール瀧（C）ORICON NewS inc.

　俳優のピエール瀧、小池栄子が4日、都内で行われたNetflixシリーズ『地面師たち』（動画配信サービス「Netflix」で25日から独占配信、全7話）の完成報告会に参加した。

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　実在の地面師事件に着想を得た新庄耕氏の小説が原作。不動産売買をエサに巨額の金を騙し取る詐欺師集団＜地面師＞による前代未聞の事件を描く。綾野剛は地面師詐欺の道に踏み込む男・辻本拓海役、豊川悦司は巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中を演じる。「交渉役」の拓海のほか、「情報屋」の竹下（北村一輝）、なりすまし犯をキャスティングする「手配師」の麗子（小池栄子）、「法律屋」の後藤（ピエール瀧）が登場する。

　瀧は「この顔を見てもわかるように、非常に硬派で、中身の詰まった作品となっております」と胸を張った。試写会も行われたが1話のみの上映で「よく1話で止められますね」と続きがおあずけ状態の試写会参加者たちに呼びかけ笑わせた。

　そして「2017年に、ある事件があって、それを元にこのお話が作られてるんです。当時、そのニュースを最初に聞いた時に『え？』となったと思うんですよ。あんな大きな会社がそんなことになるわけないでしょ、と。とりあえず頭に『？』が出たと思うんですけど、その事件をモチーフにして、こういう連中が暗躍しましたよ、となっている。そういう被害を防止するには、まずは知ること。敵の手の内を知ることという意味では、この作品は非常に役に立つのかな」と呼びかけた。

　また、瀧は“ネトフリ俳優”と紹介された。『全裸監督』、『全裸監督2』、『サンクチュアリ -聖域-』、『忍びの家 House of Ninjas』など人気作に出演している瀧だが「さっきからネトフリ俳優と言われてますけど…。確かにNetflixの作品、いろいろ出さしていただいてるんですけども、たぶんそれを言い始めたのって大根さんだと思ってるんです。若干、ネトフリ俳優って揶揄が入ってるじゃないですか。それを言い始めた大根さんに、ちょっとどういうことなんだっていうのは…」と事実確認。

　大根監督は「今年の頭に、この作品の制作発表があった場で、瀧さんの話になって、その時はまだ瀧さんが、こっちに出ると決まってなかったんですけども、そこで僕がちょっと口を滑らしたと…。失言じゃないんですけどね」と弁明。そして大根監督は「あと、正確にはネトフリ専属俳優です」と付け加えると、瀧は「10作品出るとスタンプが溜まって、ずっとタダでネトフリが見られるらしいです。あと何作が出ないといけないんです」と話題に乗って、会場を爆笑させていた。

　イベントには、綾野剛、豊川悦司、北村一輝、小池栄子も参加した。