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KADOKAWA、個人情報“拡散行為”に警告 悪質者には「法的措置を徹底的に講じます」

ORICON NEWS / 2024年7月5日 9時46分

KADOKAWA

 システム障害の渦中にあるKADOKAWAは5日、ランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃を行ったとされる組織が公開した情報について、SNS等でそれを拡散する行為に警告を呼び掛け。悪質な情報拡散を行う者には法的措置を講じると発表した。

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 同社は発表で、これまでの経緯を説明。3日に、同社のグループ会社であるドワンゴが教育コンテンツ・システムを提供する「学校法人角川 ドワンゴ学園」に関する一部情報も漏えいの可能性が高いと改めて伝え、「当該情報には社内外の一部個人情報や契約書情報などが含まれており、これにより角川ドワンゴ学園の在校生・卒業生・保護者の皆様、一部のクリエイターの皆様、お取引先の皆様、関係する皆様に重大な影響を及ぼす可能性がございます」とした。



 続けて「当社は現在、当該組織が公開したとする情報について、社内の記録と照合して検証するため、その収集作業を慎重に行っているところです。当該収集作業に時間を要しているため、現時点では漏洩された情報の確認が完了していない状況です。従って、インターネット上で流布されている書き込みにはフェイク・捏造情報が含まれている可能性もございます」と説明した。

 匿名掲示板やSNSなどで、当該組織が公開したものとして、情報を拡散する行為が確認されているとし「他者の個人情報を不正に発信する行為は、その行為自体が法的に罰せられる可能性があります」とコメント。さらに、「そのような行為は情報漏洩の被害を拡大させ、多くの方々の生活や事業活動に重大な影響を及ぼすだけでなく、今後の類似犯罪の増加を招く恐れがあります」とし、「これらの行為は絶対におやめください」と呼び掛けた。

 同社は「こうした不正行為に対して、断固とした姿勢で臨み、厳正な対応を行う所存です」とし、「本事案による角川ドワンゴ学園の在校生・卒業生・保護者の皆様、クリエイターの皆様、お取引先の皆様、関係者の皆様、当社従業員の二次被害を最小限に抑え、プライバシー保護のために全力を尽くしてまいります。弁護士と連携し、悪質な情報拡散を行う者には、法的措置を徹底的に講じます」と説明した。

 なお、「ご自身の情報が公開されている場合は、下記の窓口へご連絡ください」と、問い合わせ窓口を紹介。「今後、漏洩した情報の確認が進み次第、プレスリリース・公式Xを通じて随時情報をお知らせいたします。重ねて、角川ドワンゴ学園の在校生・卒業生・保護者の皆様、多くのクリエイターの皆様、お取引先の皆様、関係するすべての皆様にご心配とご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 すでに警察の捜査が開始されており、必要な報告を行っている。同社は「このような犯罪行為に屈することなく厳正に対処していく所存です」と訴え、「今回の事態を重く受け止め、より詳細な原因の究明を進めるとともに、情報セキュリティ体制の一層の強化徹底を図り、再発防止に全力を尽くしてまいります」とした。

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