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吉沢亮がコーダを演じる映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』ポスタービジュアル&予告編解禁

ORICON NEWS / 2024年7月5日 9時55分

映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(9月20日より全国順次公開) (C)五十嵐大/幻冬舎 (C)2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会 

 俳優の吉沢亮が主演する映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(9月20日より全国順次公開)の本ポスタービジュアルと本予告編が解禁となった。

【動画】映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』本予告編

 本作は、コーダ(Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子どもという意味)という生い立ちを踏まえて、社会的マイノリティに焦点を当てた執筆活動をする作家・エッセイストの五十嵐大氏による自伝的エッセイ『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』(幻冬舎)が原作。『そこのみにて光輝く』の呉美保監督が手がける9年ぶりの長編作品となる。



 吉沢は、耳のきこえない両親の元で育ち、“きこえる世界”と“きこえない世界”を行き来する主人公・五十嵐大を演じた。ろう者の両親、母・明子役に忍足亜希子、父・陽介役に今井彰人、ろう者俳優として活躍する2人が起用されている。

 解禁となった本ポスタービジュアルは、主人公・五十嵐大(吉沢)が、故郷の宮城県に帰郷し、久しぶりに家族との時間を過ごした後、東京へ戻る前のひとときを切り取ったもの。写真撮影は、ティザーポスター同様、原作本の表紙を撮影した斎藤陽道氏が担当。「伝えられない想いが、あふれだす」というコピーとともに、数年ぶりに再会した母(忍足)との時間に少しぎこちなさを感じている息子と、息子と一緒にいることをうれしく思う母、2人それぞれの想いが伝わってくる。

 本予告編は、久しぶりに帰郷した息子・大(吉沢)を駅まで見送る、母・明子(忍足)のシーンから始まる。「親父とばあちゃんによろしく」「わかった」 きこえる息子ときこえない母が交わすのは手話での会話。2人にとっての日常も、子どもの頃の大にとっては「母のことが、恥ずかしかった」。母の話し方を友達から指摘され、「授業参観に来てほしくなかった」と手話で伝える小学生の大の姿や、高校受験期に自らの苛立ちのまま、「こんな家に生まれてきたくなかった」と思わず母にぶつけてしまう本当の気持ちと愕然とする母の表情などが点描のように映し出されていく。

 そして「自分が何をしたいのか考える」と東京に行くことを家族に告げ、故郷から離れた大は、新たな出会いや違う環境の中で改めて“きこえる世界”と“きこえない世界”に生きる自分を見つめなおす。思い浮かぶのは少し年齢を重ねた母の後ろ姿、そして笑顔…母と息子、切なくも心に響く家族の物語が優しく伝わる予告編となっている。

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