山田涼介、“先生役”石原さとみとの思い出に感謝 初教師役で影響語る「そういう存在になれたら」

フジテレビ金9ドラマ『ビリオン×スクール』の主演を務める山田涼介 （C）フジテレビ

　Hey! Say! JUMPの山田涼介が、きょう5日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『ビリオン×スクール』（毎週金曜　後9：00）初回を前に囲み取材に参加した。教師役に初挑戦する山田が、生徒役の俳優との向き合い方について明かした。

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　今作は山田演じる日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者＝ビリオネア”の主人公である加賀美零が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも生徒とともに成長していく姿を描く学園コメディー。

　現場では「特には意識はしていないです」としつつ「ドキドキしていたんですけど、会ったらみんなかわいい生徒。年齢は離れているけどしっかりしている。お芝居も上手で教えることもない。なにか気になることがあれば聞いて、というけどなにも教えることはない。立派です」と感心しきり。現場では「水沢林太郎もまぁしゃべるので…ドラマでは物静かな役ですけどまぁ陽気。（松田）元太と林太郎がいい勝負をしています」とにぎやかな様子を明かした。

　数々の学園ドラマに出演してきた山田だが「ドラマのなかなら他局になりますけど『スクラップ・ティーチャー』をやったときに八嶋智人さんが休憩中に、生徒の相談に乗っていてその姿をみて素敵だなと思っていた。そのスタンスがすてきだなと思いました。相談事があれば芝居だけでじゃなくて相談してくれたら答えられる範囲で答えるし…あのスタンスはすてき」と憧れた。

　さらに今回の現場でも「みんな本当にうまい子が集まっているので昔を思い出すとかはないのですが、僕が初めて主演させてもらったのが16歳の頃で…石原さとみさんが先生役だったんですけど、さとみちゃんがそのドラマを良い思い出にしてくれたんです。みんなにとってそういう存在になれたらいいな」と影響を受けたことを明かした。

　また、「僕の経験談として先生として教えられることって僕の性格上、ないと思っている。現場での出来事を楽しんでもらって最終的に『山田涼介と共演できて良かった』と思ってもらえるように背中で見せていければ」と力を込めた。

　予告では「思春期か！」という加賀美のセリフが印象的だが自身は「反抗的な時がないっちゃないしずっとっちゃずっと、今も。言いたいことを言うので、ちゃんと意見を言うタイプ。それを思春期というのかまっすぐな人と呼ぶのかは言い方次第。『何だよババア！』みたいなときはなかった、11歳からこれから頑張って親孝行してますから、めっちゃいい息子ですよ（笑）」と得意げに笑わせた。