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『虎に翼』花江役・森田望智“おっとり口調”誕生秘話「最初に読んだ台本に…」

ORICON NEWS / 2024年7月12日 12時0分

連続テレビ小説『虎に翼』の場面カット(C)NHK

 連続テレビ小説『虎に翼』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)に出演中の森田望智がインタビューに応じ、自身が演じる猪爪花江の役作りについて明かしてくれた。

【写真】直道&花江が仲良く… “幻の夫婦写真”を公開

 第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。

 改めて本作への出演が決まった際の心境を聞かれた森田は「伊藤沙莉ちゃんのヒロイン発表があって『これは絶対に見るぞ』と思っていました」と切り出しながら「題材からして面白そうで、どうにかオーディションを受けられないかなと思っていたところお話をいただきました。これまで朝ドラオーディションは何度も挑戦してきたので、直接お話頂けたことはすごくうれしかったですし、同時にありがたみと責任感、信頼しくださっているんだなということを強く感じました」と喜びを噛みしめるように話した。



 そんな森田が演じる花江は、寅子の親友で、寅子の兄・直道の妻。二人の息子、直人と直治を授かる。戦争で直道を失うが、その後も猪爪家の一員として家族を支えている…という役どころだ。

 作品序盤では、花江のおっとりとした口調にも注目が集まった。「内面的には少し似ていると思いますが、喋り方は確かに似ていないですね(笑)」と話した森田は、「最初に読んだ台本にセリフのあとにハートマークや音符マークが付いていて、私がパッとイメージして連想したのがあの喋り方だったんです。それで衣装合わせに行ったときに『花江ちゃんはピンクだよね』って皆さんに言われて、やっぱりそういう雰囲気の子なのかなって。すごくお花があしらわれたピンクの可愛らしいお着物で、これが似合うような子にならなければいけないって逆算して花江ちゃんの喋り方になりました」と役作りについて言及。

 一方で「癖の強い喋り方にしようと思っていたわけではなかった」といい「周りから言われて気づきました」と、放送後の反響で特徴的なキャラクターに仕上がったと自覚したようだ。

 猪爪花江という女性の半生を演じていくなかで「やっぱり年齢を重ねていくので、私の年齢より若い10代の花江ちゃんを演じるときは、少し幼いというか、まだ地に足がつく手前。フワッとしていて、学生の世界しか知らず、広い世界がまだ見えてない状態というのをイメージしました」という。

 さらに「私の母の若かりし頃のホームビデオを見たときに今よりも声が高かったんですよね。それは私の叔母も一緒で、声って変わらないようで変わっているんだな」とヒントを得て「そういうところも含めて、どんどんお母さんとしてたくましく、どっしりしていく姿を演じられたらと思っています」と森田。作品も折り返し地点を迎え「これからどんどん年齢を重ねて、自分よりもっと年上になっていくので、それを演じるのがすごく楽しみです」と期待に胸を膨らませていた。

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