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菊地凛子、20年ぶりの熊切和嘉監督とのタッグで『日プロ大賞』主演女優賞 万感の思いあふれる「何よりも感慨深い作品に」

ORICON NEWS / 2024年7月6日 20時32分

『第33回 日本映画プロフェッショナル大賞』授賞式に登壇した菊地凛子 (C)ORICON NewS inc.

 『第33回 日本映画プロフェッショナル大賞』(略称:日プロ大賞)授賞式が6日、都内で行われ、俳優の菊地凛子(43)が主演女優賞を受賞した。

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『658km、陽子の旅』は、父の訃報を受け東京から青森県弘前市の実家までヒッチハイクをすることになった主人公・陽子が、東京―福島―宮城―岩手―青森をたどる旅の中で出会う人々とのトラブルや温かい交流を通して、後悔を抱え孤立した心を癒していく一夜の物語。菊地は「この度はこのような賞をいただきまして、本当にありがとうございます。『陽子の旅』は(授賞式が行われた)このテアトル新宿で約1年前に初日を迎えて、こうしてこのような賞をいただきまして、本当にうれしく思います。本当に役者冥利に尽きます」と感慨を語った。



 続けて「本当に『陽子』は自分にとって40歳という、ここからどういうふうにキャリアを進んでいけばいいか悩んでいた時に、熊切監督が20年前に自分を起用して役をくださって、20年後また再び同じように作品が撮れたということで、何よりも感慨深い作品になりました」と熊切和嘉監督へ感謝の思いを語る。「ここからまた自分としてはスタートラインに立ったんだと思っております。またいちから作品を一つひとつ丁寧にやってまいりたいと思います。本当に映画を愛する方々に選んでいただいたこと、本当にうれしいです。今後も頑張ってまいりますので、本当に応援していただければと思います。ありがとうございました」と感謝した。

 トークセッションでは、熊切監督について触れられた。2001年に公開された映画『空の穴』以来となる熊切監督とのタッグ。気持ちの変化を語ると、こらえきれず涙があふれていた。

 同映画賞は、1992年に設立され、既成の映画賞とは一線を画すべく、プロデューサー、映画監督、脚本家、新聞記者、映画評論家、映画ジャーナリスト、ミニシアター支配人、映画宣伝担当者ら、映画業界の第一線で活躍する“映画のプロ”の選考委員の投票と、実行委員会の独自の判断で決定してる。作品賞、個人賞受賞者は以下の通り。

■『第33回 日本映画プロフェッショナル大賞』受賞一覧
作品賞:『花腐し』
主演女優賞:菊地凛子(『658km、陽子の旅』)
主演男優賞:光石研(『逃げきれた夢』)、松山ケンイチ(『ロストケア』)
監督賞:荒井晴彦(『花腐し』)
新人監督賞:金子由里奈(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)
新進女優賞:さとうほなみ(『花腐し』)
特別賞:『福田村事件』製作チーム
特別功労賞:藤竜也(『高野豆腐店の春』及び、長年の功労に対して)

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