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『日プロ大賞』監督賞に『花腐し』の荒井晴彦監督 綾野剛がサプライズで登場し祝福「引き続き撮れるだけ何本も撮って」

ORICON NEWS / 2024年7月6日 20時52分

『第33回 日本映画プロフェッショナル大賞』授賞式に登壇した(左から)荒井晴彦監督、綾野剛 (C)ORICON NewS inc.

 『第33回 日本映画プロフェッショナル大賞』(略称:日プロ大賞)授賞式が6日、都内で行われ、監督賞を『花腐し』の荒井晴彦監督が受賞した。

【写真】荒井晴彦監督(左)に笑い方を指導する綾野剛

 『花腐し』は、芥川賞を受賞した松浦寿輝氏の同名小説の映画化。ピンク映画の監督(綾野剛)と脚本家志望の男(柄本佑)、1人の女(さとうほなみ)が織りなす、純愛ストーリーとなる。

 この日は、綾野がサプライズで花束プレゼンターとして登場。「受賞された皆さん、荒井さん、おめでとうございます。荒井さんが書かれる脚本や描写が、こうやって映像に残ることは俳優としてはとても家宝ですし、とてもかけがえのない時間でした。なので、引き続き、撮れるだけ何本も撮っていただきたいなと心から願ってます」と祝福した。



 荒井監督は「ほなみには何か(賞を)取ってほしいなと思ったんですけれども、自分に来るとは想定外でうれしいです。裸が多いせいか評価低くて。だから日プロという拾う神がいたんだ、と、ものすごくうれしかったです。しかも監督賞初めてなんですよ。当然ですけれど。カメラマンには何もしないかと言われてる。うれしいですね」と笑わせる。

 そして「最近、コンプライアンスとかポリコレとかジェンダーとかフェミとか、非常に表現が不自由になってる感じがします。お客さんもそうなってるのかわかんないですけども、撮れる機会があれば1人でロマンポールをやっていきたいと思います」と誓った。最後は「この年で、こんな賞をもらえるなんて想定外。あとは寿命と競争でエロい映画を撮りたい」とニヤリとしていた。

 同映画賞は、1992年に設立され、既成の映画賞とは一線を画すべく、プロデューサー、映画監督、脚本家、新聞記者、映画評論家、映画ジャーナリスト、ミニシアター支配人、映画宣伝担当者ら、映画業界の第一線で活躍する“映画のプロ”の選考委員の投票と、実行委員会の独自の判断で決定してる。作品賞、個人賞受賞者は以下の通り。

■『第33回 日本映画プロフェッショナル大賞』受賞一覧
作品賞:『花腐し』
主演女優賞:菊地凛子(『658km、陽子の旅』)
主演男優賞:光石研(『逃げきれた夢』)、松山ケンイチ(『ロストケア』)
監督賞:荒井晴彦(『花腐し』)
新人監督賞:金子由里奈(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)
新進女優賞:さとうほなみ(『花腐し』)
特別賞:『福田村事件』製作チーム
特別功労賞:藤竜也(『高野豆腐店の春』及び、長年の功労に対して)

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