『バチェロレッテ・ジャパン』3Ep7、ファイナル直前に衝撃展開 異例の申し出、チャラい過去も告白【ネタバレあり】

『バチェロレッテ・ジャパン』S3　Episode7（C）2024 Warner Bros. International Television Production Limited. All Rights Reserved

　Prime Videoの恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』のシーズン3が６月27日から配信を開始した。ORICON NEWSでは、現在エピソード7まで配信されている中から、3代目バチェロレッテ・武井亜樹さん（27）が参加者男性の家族と対面するEpisode7をプレイバックする（※以下、ネタバレを含みます）。

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　現在この旅に残っているのは、北森聖士さん（27）、櫛田創さん（32）、坂口隆志さん（33）の3人。男性側の家族に会うこともあり、これまで以上に信頼関係を意識した会話が印象的だった。

■家族の強力な後押しがあるも、北森さん本人に残る懸念事項

男性参加者が3人にまで絞られた中で、武井さんはそれぞれの家族と対面する。今回バチェロレッテたちは日本に帰国せず、参加者の家族がバリに会いに来ることに。武井さんは「この旅で一番緊張している」とのこと。バチェロレッテと参加者は2人の将来に関わる大切な時間を過ごすことになる。

はじめに対面するのは北森さんのお父さん、お母さん、妹さん。武井さんは、北森さんのルーツである牛串からヒントを得たバリの串料理でもてなす。終始和気あいあいとした会話が続き、北森家と武井さんの愛称は良さそう。さらに字を書くことが好きなお父さんが「みんなが憧れる亜樹の存在は日々の努力あってこそ」と達筆で記しプレゼントする。これには武井さんも感激した様子。家族の力強い応援もあり、北森さんと武井さんの関係はより良いものになったように思う。

ここで北森さんが席を外し、家族と武井さんだけでの会話の時間がはじまる。北森さんのお母さんから、結婚生活のイメージを聞かれた武井さんは「弱みを見せられたり最後の砦になりあえるような家族」と答えているが、これは自分の弱みを開示した北森さんに寄り添った答えのようにも感じられた。さらにこの時間を通して武井さんは、北森さんが小さい時から生粋の“兄”として生きてきたことを知る。そのことが弱みを見せられなかった理由であると理解する手助けになったようだ。

だがこの後、北森さんは「2人きりの共通の思い出がないのが自分の中で引っかかっている」とぶつける。そのような中でどう関係を作っていくのかに不安があるようだ。これについて武井さんは「私が見ているのは未来。ここで作りきるとか好きになりきるとか全然思っていない」と返答。今、一番関係が進んでいる相手ではなく、この先長く関係が続きそうな相手にこそローズを渡すという考えなのだ。

■武井さんと家族の関係は良好ながら、男性側のポジティブさは今一歩

2番目に対面したのは坂口家。病院の仕事を抜けられないお父さんは、リモートでの参加となる。

お父さんに会う前に、「言っておかなければならないことがある」と坂口さんが2つの告白をする。ひとつは「合コンもすごいしていたし、飲み会も人より多いし、チャラい時期もあった。それを理解したうえで選んでほしい」と自身の過去について赤裸々に暴露。もう一つは、坂口さんは家業の病院を継がなければならない可能性があるそう。そうなると坂口さんの妻になる人が、開業医の夫を支えるのが一般的な形となるため、自分の仕事を持つ武井さんにとって大きな問題になりそうだ。

リモートでの対面が始まり、画面には実直そうな坂口さんのお父さんが登場する。序盤は時折笑顔を交え会話が進み、武井さんが手紙を読み上げて気持ちを伝えるなどして時間が進む。ついにお父さんから、家業を継ぐことについての話題が飛び出した。意外にも、坂口さんのお父さんは仕事を持つ武井さんと息子が結婚に至るのであれば、病院の跡継ぎはあきらめると腹をくくっているようだ。武井さんは「もし坂口さんとパートナーになったら、（お父さんとも）良好な家族関係を築けると思った」とインタビューで振り返る。

そして最後は櫛田家のお母さんと妹さんが登場。この日の櫛田さんは相当緊張しており、家族の前でなかなか自然な会話が出てこなかった。そんな櫛田さんが席をはずすと、思いがけずお母さんから“セロトニン”にまつわるエピソードが語られる。かつて落ち込んでいた櫛田さんを励ますために、お母さんが「朝日（セロトニン）を浴びたら」とアドバイスしたそうだ。櫛田さんにとってセロトニンは、大切な家族が自分の背中をそっと押してくれた “お守り”のような存在なのだろう。

家族とも打ち解け、2人は前進するかと思いきや、櫛田さんは「この旅の最後に俺が呼ばれたら、いきなり恋人として関係をスタートさせるのでなく、今のような感じで亜樹さんのことを見ていけたら」「そういうスタートのさせ方でいいなら最後の一人に呼んでほしいけれど、そういうつもりでないなら、それはしょうがない。そこは亜樹さんの判断」と伝える。この発言に武井さんは「選ばれても選ばれなくてもどっちでもいいみたいな感じ」と捉えたよう。結局、櫛田さんの愛はいまだに育っているとは言えない状況だ。

■「僕にローズはわたさないでほしい」予想外の告白に武井さんは…

ローズセレモニーの直前に、武井さんは北森さんから話があると呼び出される。ここで北森さんの口から飛び出したのは、「これまで、ファイナルローズは絶対に自分がもらうという思いでローズセレモニーに臨んできた。だが今は自信をもってそう言えなくなってしまっている。その状況で亜樹ちゃんのご家族に会ってしまうと自分の中できれいな言葉を並べることしかできない」、「今回のローズセレモニーで僕にローズはわたさないでほしい」という言葉。なぜ、ここにきてとも思うが、生真面目な北森さんらしいような気もする。

こうした背景から、北森さんはローズセレモニーに形式上の参加ということに。ローズは櫛田さんと坂口さんの手に渡る。次回はいよいよファイナルローズのゆくえが決まる。過去にずいぶん遊んでいたらしい坂口さんと、恋人モードになりきれない櫛田さんの一騎打ちというこれまでにないファイナルに。バチェロレッテの最後の決断に注目だ。（文／Nana Numoto）