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安住紳一郎アナ、選挙期間中の報道に私見「どんどん悪い方向に…」 複雑な胸の内を吐露【冒頭コメントほぼ全文】

ORICON NEWS / 2024年7月7日 11時24分

安住紳一郎アナ (C)ORICON NewS inc.

 TBSの安住紳一郎アナウンサーが、7日放送のTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』(毎週日曜 前10:00)に出演。同日投開票の東京都知事選挙における報道をきっかけに、選挙期間中の複雑な胸中を語った。安住アナの真意をできるかぎり伝えるため、冒頭のコメントをほぼ全文紹介していきたい。

【画像】ここから見られる!東京都選挙管理委員会による都知事選の情報

 安住アナは「本来ですと候補者の紹介などをするべきなんですけれども、たくさん出ているので申し訳ないんですが、全員平等にということが原則になっていますので、ラジオの場合だと名前などは読み上げず、ホームページでご覧くださいということになっていますね。なかなか最近は選挙のことについて扱うのがナーバスになっているという、そういうような一面もありまして、そこを本来挑戦するのが私たちの仕事じゃないかというようなそういうご意見も頂戴しますが、なかなか置かれている状況厳しく、私も働いているひとりとしてこの時期になりますと、悶々とするようなところありますが」とコメント。



 続けて「前も話したと思いますけれども、当然ラジオ・テレビの場合は、選挙期間中のこういう情報の扱いというのが、非常に平等といいますか、いろいろさまざま…ちょっと言い方難しいので、ごめんなさい。ちょっと、省略させていただきますけれども、そしてどんどんどんどん厳しくなっているような実感がします」との思いを紡いだ。

 さらに「私が働き始めた25年くらい前までは、もう少し違ったような状況なんですが、ちょっと正直申し訳ないですが、申し訳ないって言い方違うな。正直、どんどん悪い方向に行ってるなという感じはするので、放送局で働いている若い人たちを中心に意識改革が必要だなというふうに感じています。で、結局、何も言わないという。申し訳ない」と語っていった。

 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

■安住紳一郎アナ冒頭のコメントほぼ全文
過去最多の56人が立候補している、東京都知事選挙がきょう、投開票を迎えます。都の選挙管理委員会によりますと、おとといまでに期日前投票を終えた人は、前回の都知事選の同じ時点に比べると1.2倍に増えているということです。

また、都内9つの選挙区では都議会議員の補欠選挙も行われています。投票は一部の地域を除き、きょうの午前7時から午後8時即日開票です。前回の投票率は55%ということで、今回はどれくらいになるでしょうか。

本来ですと候補者の紹介などをするべきなんですけれども、たくさん出ているので申し訳ないんですが、全員平等にということが原則になっていますので、ラジオの場合だと名前などは読み上げず、ホームページでご覧くださいということになっていますね。なかなか最近は選挙のことについて扱うのがナーバスになっているという、そういうような一面もありまして、そこを本来挑戦するのが私たちの仕事じゃないかというようなそういうご意見も頂戴しますが、なかなか置かれている状況厳しく、私も働いているひとりとしてこの時期になりますと、悶々とするようなところありますが。

前も話したと思いますけれども、当然ラジオ・テレビの場合は、選挙期間中のこういう情報の扱いというのが、非常に平等といいますか、いろいろさまざま…ちょっと言い方難しいので、ごめんなさい。ちょっと、省略させていただきますけれども、そしてどんどんどんどん厳しくなっているような実感がします。

私が働き始めた25年くらい前までは、もう少し違ったような状況なんですが、ちょっと正直申し訳ないですが、申し訳ないって言い方違うな。正直、どんどん悪い方向に行ってるなという感じはするので、放送局で働いている若い人たちを中心に意識改革が必要だなというふうに感じています。で、結局、何も言わないという。申し訳ない。

(中澤有美子が「中立を非常に求められて難しいところですね」)。そうですね。ただ中立って言ってますと何も言えなくなってしまって、何も放送しないということで、結局皆さんのところには何の情報も届かないということになって、一体誰がそれで得をしているんだという現状があります。

もともと放送法の4条というのは、アメリカをモデルにして作られたんですけれども、アメリカはもうその法律を下げてるんですよね。たまに復活させようなんていう声も出てくるわけですけれども。インターネットとかチャンネルが増えたということで、放送局がずっと公平を守っているというのも違うんじゃないかということで。アメリカはもうすでに変えているということなんですけど。ただ一方、放送局もそういうような平等というものの壁があるので、逆にこれで少しメッセージ性のある放送を出すと、それはそれでいろんな意見が来ちゃって、結局自分のところでオーバーヒートしちゃうということもあって。これが現状、日本はベストじゃないかという、当然そういう意見もあるようですけれども。今後10年くらいで、もしかすると何か変わっていくかもしれませんね。

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