Kis-My-Ft2、七夕に願い「ドームに立ち続けたい」 東京ドーム公演で“Synopsis”見せる「進化しています」

『Kis-My-Ft2 Dome Tour 2024 Synopsis』東京ドーム公演前囲み取材　撮影：田中聖太郎

　6人組グループ・Kis-My-Ft2（藤ヶ谷太輔、玉森裕太、横尾渉、千賀健永、二階堂高嗣、宮田俊哉）が7日、ドームツアー『Kis-My-Ft2 Dome Tour 2024 Synopsis』東京ドーム公演最終日を迎え、「ドームに立ち続けたい」と願いを語った。

【ライブ写真】幻想的！スーパークレーンで最上階の高さにいるKis-My-Ft2

　同ツアーのコンセプトは「ゲーム」。オープニング映像やセットなど、細部まで遊び心たっぷりの演出が施され、壮大なゲームのストーリーに没入したかのような公演となった。さらに、同グループのライブ名物である”特効祭り”は健在なまま、「セグウェイ」「スケルトンLED」「スーパークレーン」なども導入し、ワクワクの止まらないダイナミックなステージングで魅了した。

　宮田は、公演タイトルにもなっているアルバム名について「あらすじっていう意味です。僕たちのあらすじを皆さんに見ていただきたいと思いも込められています。進化しています」と誇らしげ。千賀は「昔よりもさらに、ライブを楽しんでいるって感覚は徐々に増えてきたり、お互いにステージの上でのコミュニケーションも楽しんでいます」と共感した。

　さらに、二階堂は「男性やカップルの方も増えたので、ありがたいな。いろんなところで好きになってくれているのかな」としみじみ。宮田も「来てくださる方もいますね。宮田ニキ～みたいな」とうれしげ。二階堂は「千賀さんも美容で（注目されてて）。きれいになったね」と千賀を見つめてにっこり。千賀は「インスタ（インスタグラム）で言ったことをうちわにして持ってきてくださる方もいらして。『洗顔してる？』とか」と、ライブ来場者の層の拡大をユーモアを交えつつ、喜んだ。

　また、七夕のこの日、メンバーは短冊に願いごとをしたためたそう。二階堂は「6人の願いですが、ドームに立ち続けたいと。この先もドームに立って、皆さんの前でパフォーマンスを続けられることが1番いいんじゃないかな」と願いを込めた。メンバー全員が大きくうなずき、千賀も「キスマイとしてドームに立ち続けられますように」と願いを込めた。美容への深い知識で注目を集める千賀は「個人的にも『きょうもみんなが洗顔してくれますように』と書きました」と、さすがの回答。「夜遅くなっちゃったりすると、忘れる人も多いので、きょうも洗顔してください」と呼びかけた。

　一方、玉森は「いっぱい書いて違うなって思ったので『来年2つお願いします』と書きました」と斜め上の願いごとを明かし、驚かせた。宮田は「『今年の夏、もう少しだけ涼しくなりますように』と。僕が代表して言ったので、皆さんは好きな願い事を書いてくれていいです」と頼もしくうなずいた。

　横尾は「メンバーの思いも含めて『能登半島が早く復興しますように』と書かせていただきました」と一礼。最後に、「まだ書いていない」と即興で考えた藤ヶ谷は「『メンバーの願いがすべてかないますように』って。写真撮ろう！ガッツポーズ！」とチームワークの良さを見せつけた。

　6月に京セラドーム大阪で幕を開けた同公演は、10枚目のオリジナルアルバム『Synopsis』を引っ提げ、全国3大ドーム（計7公演）を周る。東京ドーム公演最終日には、約5万5000人を動員し、約2時間半で35曲（アンコール含む。マッシュアップは、それぞれの楽曲を1曲として換算）を披露。9月7、8日には、バンテリンドームナゴヤでの公演を控え、ツアー全体では33万5000人を動員する予定となっている。