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山下大輝・宮野真守・生見愛瑠・三宅健太、アニメエキスポ『ヒロアカ』ステージに登壇 ファン3400人と「Super Happy!」

ORICON NEWS / 2024年7月8日 7時48分

「Anime Expo2024」で開催された『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』スペシャルイベントに登壇した(左から)宮野真守、生見愛瑠、山下大輝、三宅健太

 現地時間4日から7日にかけて、米ロサンゼルスのコンベンション・センターで開催された、北米最大級のアニメコンベンション「Anime Expo(アニメエキスポ)2024」。5日に実施された『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』のスペシャルイベントのレポートと写真が到着した。

【画像】ハリウッドサインが見えるフォトスポットにも足を運んだ宮野真守、生見愛瑠

 毎年世界中から多くのアニメファンが集う同イベント。『ヒロアカ』ステージには現地のヒロアカファンが約3400人以上が集まり、今回のステージのために朝早くから並んでいたファンや、デクをはじめとしたさまざまなキャラクターにふんしたコスプレイヤーなども多く見られた。



 今回のヒロアカステージでは主人公の緑谷出久(通称=デク)の声優を務める山下大輝、"平和の象徴"と称される元No.1ヒーロー・オールマイトの声優を務め、今回の劇場版ではデクたちの前に立ちはだかるダークマイトの声を務めた三宅健太、さらに劇場版で登場するオリジナル・キャラクターのジュリオ・ガンディーニの声優を務めた宮野真守、今回の劇場版でヒロインのアンナ・シェルビーノ役の生見愛瑠の4人が日本から駆けつけ、人気アニメシリーズ『ヒロアカ』の魅力を語りつつ、劇場版の見どころをアピールした。

 最初に山下が壇上へ登場し、「カルフォルニア・スマッシュ!」とデクの得意技にロサンゼルスのエッセンスを加えたせりふを交え英語であいさつをすると、会場からは大きな歓声が!その後、MCからの呼び込みで三宅が登壇。「もう大丈夫!私がAnime Expoに来た!」とオールマイトの声であいさつをすると、会場のボルテージは一気に最高潮に。

 現在放送中の7期について2人がトークを展開すると、会場に集まったファンはその言葉に聞き入り、時に歓声を挙げた。続いて、劇場版パートで宮野と生見が登場。あいさつを始めると、会場からは黄色い歓声とともに「めるる!」「まも!」と2人の愛称を叫ぶ声が飛び交い、登壇しているキャスト陣もそのリアクションに驚きを隠せなかった。そして大熱狂のアニメエキスポのステージに立った感想を聞かれると生見は「本当に皆さんの熱がすごくて…すごく楽しいです…!」とコメント。

 宮野が「I love you!!」というあふれんばかりの愛のあるコメントをすると「I love you too」というお客様からの大きな声やなかには「大好き!」と日本語で絶叫するファンもおり会場一丸となってこのステージを楽しんでいる様子が伺えた。

 そして本作がヒロアカにとって3年ぶりの劇場版ということで、映画化を聞いたときの気持ちを聞かれると山下は「めっちゃうれしかったです!」と元気にコメント。MCが「Super Happy!」と翻訳するのを聞いて、山下が意気揚々と「Super Happy!」と繰り返すと、会場から「かわいい!!」というリアクションも。

 さらに、「ヒロアカの劇場版は、これまでのTVシリーズもある中で丁寧に時系列に沿ってやっているので、今回はどの間のお話しになるんだろうって非常に気になっていて。この間にこんな出来事が!とサプライズでした。そして1作目の彼らから比べると4作目のこの作品は“すごくヒーローでした”」とデクを演じ続けている山下だからこその感慨深いコメントに、会場からは拍手と感嘆の声があがっていた。

 宮野と生見はオファーを受けたときの気持ちを聞かれ、宮野は「Super Happy!」と山下のコメントにかぶせて会場の笑いを誘った。加えて、ヒロアカが元々仲の良い声優陣が出演している作品だったため、今回の出演がうれしかった様子。生見も「ヒロアカの大ファンだったのですごくうれしくてドッキリかと思いました。Super Happyです!」と山下・宮野の言葉に重ね、さらに大きな笑い声が上がった。

 本作の見どころの一つでもあるオールマイトとダークマイトという一人二役に挑戦した三宅は、オファーされた時の気持ちを聞かれ、「Super Happy!」とまたも被せてコメント。さらに「『僕のヒーローアカデミア』は“PLUS ULTRA”(さらに向こうへ!)がテーマなので、僕も声優としてさらに向こうへ行かねばならないと思い敵<ヴィラン>であるダークマイトを一緒に演じることにしました」と語った。

 その後、アフレコの様子を聞かれたキャスト陣。今回キャラクターとしてのアフレコは初体験だった生見は「緊張もして、難しい役で大変だったんですが、監督や音響監督さんの演出もあって、私なりに演じ切ることができました」とコメント。一方、ダークマイトの収録後にオールマイトの収録をしたという三宅は「ダークマイトに引っ張られて、オールマイトが少し悪者っぽくなってしまって、リテイクしました(苦笑)」とアフレコ当時の苦悩した様子を振り返っていた。

 オリジナル・キャラクターのジュリオを演じる宮野は、ジュリオがどんな人物なのかを語る中で、彼が感情的になるシーンについて「ただわめき散らかすのではなく彼の性格と何を思って感情を爆発させるのか、ちゃんと考えて何回も録り直しました」と話すと「Me too」と三宅が反応。さらに「You too」と返す宮野の様子に会場からは笑いが起きる場面もあり、収録当時の個々の葛藤や、キャスト陣の仲の良さもうかがえるトークに会場のファンも満足げだった。

 今回のスペシャルステージでは日本での映画公開に先駆け、本編の冒頭15分間の映像を世界最速上映。しかも登壇したキャストも客席に降り、3400人と一緒に鑑賞。上映がはじまると、デクや爆豪勝己などお馴染みのキャラクターが登場するたびに歓声が沸きあがり、そして、ジュリオやアンナ、ダークマイトが登場するシーンでは、歓声を挙げるだけでなく、グッと見入るなどして、劇場版本編への期待感があふれ出るリアクションを見せていた。

 上映の終わりに北米では10月11日に公開されることが解禁となると、会場は割れんばかりの歓声と拍手が沸き起こった(日本は8月2日公開)。最後にキャスト陣が再登壇し、『ヒロアカ』の合言葉である「さらに向こうへ!PLUS ULTRA(プルスウルトラ)!」を観客と一緒に叫んでイベントを締めくくった。

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