稲葉浩志『anan』で女性誌の初表紙 “大人の男”質問に謙そんも「知らないことがまだまだ多くて」
ORICON NEWS / 2024年7月8日 12時0分
ロックバンドB’zのボーカル・稲葉浩志が、17日発売の女性週刊誌『anan』の表紙を飾る。35年以上のキャリアの中で、稲葉が女性誌の表紙を飾るのはこれが初となる。
【写真あり】迫力満点のかっこよさ!稲葉浩志ソロアルバム『只者』ジャケット
撮影では、稲葉の圧倒的なスター性を引き出せるように4つのシチュエーションを用意。ありのままの風格や稲葉にしか醸し出せない存在感をビジュアルで表現した。まずは、ブラックスーツで身を包んだ、ラグジュアリーなスタイル、背景はシンプル、存在感のある立ち姿とにじみ出る大人の渋さを存分に楽しめるようなシチュエーションでの撮影。軽やかにジャンプをしたり、重厚感ある撮影の中に、稲葉の遊び心のある身のこなしが光るシーンも。光芒が差し込むようなライティングで、陰影が際立つ寄りのカットも必見だ。
胸元がセクシーなシャツスタイルでは、稲葉のライブシーンをイメージして“メッシュ”や“シースルー”をテーマにフェンスやビニールを使っての撮影に挑戦。ビニールを力強く引き裂く表情は、まさにライブ?と見紛う迫力で、実際のライブ映像(「Koshi Inaba LIVE 2023 〜en3.5〜」)を投影して、過去と現在を重ねるような撮影も行った。
そして、これぞ!な、ライダーススタイルで、ロックスターとしての佇まいをシューティング。腕を組むだけで立ち現れる、カリスマ稲葉浩志の完成されたポートレート、そして時折見せるチャーミングな笑顔も注目だ。最後はTシャツにデニムパンツというラフなスタイルに。稲葉自身のアコースティックギターを持ち、実際にギターを弾きながらの静かな一枚も誌面に収めている。
撮影中とは思えないくらい、リラックスされた表情でギターを奏でる姿は、稲葉の自然体の素の魅力が凝縮された究極の1枚。近寄るとやけどしそうなカリスマ性も、どこまでも自然体な素顔の尊さも、さまざまな角度から稲葉を余すところなく撮影した世界が表現されている。
インタビューは、稲葉が第一線で音楽を続けるための原動力や、自身の35年以上の活動を振り返るものに。まずは、同誌への出演が20年ぶりということで、前回の出演当時の話から聞いていった。「ライブとレコーディング以外いらないと思っていた時期もあった」というほど、音楽に対する情熱を強く持ち続ける稲葉だが、B’zでは作詞とボーカルを担当しているが、ソロ活動では加えて作曲やプロデュースも自身で行い、最近ではB’zとしてAdoに楽曲を提供されたりと、その才能を今もなお幅広く遺憾なく発揮している。
さらに、最近は創作への向き合い方にも変化があり、音楽業界以外からの刺激も積極的に取り入れて自身の音楽やアイデアに還元されており、今回の『anan』への出演もそうした新たな挑戦の一つとなったよう。一方で、圧倒的なスターの座にいながら、10年ぶりのリリースとなったソロアルバムのタイトルは『只者』と、とても謙虚。特集テーマでもある“大人の男”について質問してみると、「知らないことがまだまだ多くて」との発言が。自分自身を「普通」と評価する稲葉の姿は、経験と自信を積み重ねながらもそこに安住することをよしとしない、スターとして輝き続ける理由が表れるようなインタビューになった。
今号では「いま、追いかけたい、大人の男2024」と題して、各界で活躍している有名人が登場し、いまの時代における「大人の男」の魅力について考えていく。いま注目の輝ける大人として、この先さらなる活躍が期待される玉置玲央、千葉雄大、宮野真守が登場する。大人について考える安田顕とI.CINNAMOROLL、杉野遥亮と大森南朋による対談「ふたりの大人論」のほか、愛される男として、飯尾和樹
(ずん)、森田哲矢(さらば青春の光)、ふぉ〜ゆ〜が『anan』 仕様のスタイリングでお目見えとなる。
さらに横浜DeNA ベイスターズの三浦大輔監督には、慕われるいまどきのリーダーとしての心得を聞く。巻頭の読み物では男性ブランコの平井まさあきが初の本格エッセイに挑み、CLOSE UP にはKAT-TUN の上田竜也がチャーミングな撮影に挑むなどなど、大変盛りだくさんな内容に。ヒコロヒー、ジェラードンのアタック西本、トリプルファイヤーの吉田靖直、堀井美香らが登場するコラム企画「伝えたい、MY 憧れの大人の男。」も注目だ。
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