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ポニーキャニオン、積極的なグローバル戦略発表「大きな目標はグラミー賞とアカデミー賞の獲得」

ORICON NEWS / 2024年7月9日 5時0分

(左から)横尾友美氏(PONYCANYON USA INC.)、吉村隆氏(ポニーキャニオン)、曽根建行氏(在ロサンゼルス日本国総領事館)、海部優子氏(JAPAN HOUSE LOS ANGELS)

 株式会社ポニーキャニオンは、米カリフォルニア州ロサンゼルス・ハリウッドにある外務省の対外発信拠点「JAPAN HOUSE LOS ANGELES」で現地時間3日、プレスカンファレンス&レセプションを開催。国境を越えて「音楽」や「アニメ・映像」を中心にコンテンツを世界に届けていく意思表示を強くアピールした。

【画像】ポニーキャニオンの吉村社長はじめ登壇者の個別写真

 22年にテレビアニメ『進撃の巨人』The Final Season Part2のオープニングテーマを手がけたSiMが同年米ビルボード・ハードロックチャート1位をマークするなど、アニメ・音楽のコアなシーンでは知名度があったポニーキャニオン。

 今年(2024年)を「グローバル元年」と位置付け、7月にアジア拠点となる「PONYCANYON ENTERTAINMENT TAIWAN, INC.」に続き、今後のグローバル展開を成功させる大きな鍵としてカリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とする「PONYCANYON USA INC.」を再始動させる。



 吉村隆社長はあいさつの中で、「私の夢でありポニーキャニオンの大きな目標、それは『グラミー賞』を獲ること。そして『アカデミー賞』も獲ることです。少なくともノミネートされたい。皆様のお力でその夢に、その目標に向かわせてください」と熱弁をふるった。

 そんな大胆とも言える吉村社長のメッセージにインスピレーションを受けた曽根健孝在ロサンゼルス日本国総領事は、「アニメやエンタメにはボーダーがないはずなのに日本人は遠慮しがちな傾向があるので、吉村社長の夢がとても気に入りました。夢を大きく抱かなければ大きな目標を達成することは不可能です。たゆまぬ努力を継続し決してあきらめないでください。JAPAN HOUSEとともに我々は今後も皆様の未来や冒険をサポートし続けます」と激励。

 また、JAPAN HOUSEの海部優子館長は開会のあいさつの中で、「日本のコンテンツの広範囲な発信のためにはより多くの機関・企業がより精力的に相互支援を行う必要がある」と訴えた。

 PONYCANYON USA INC.の最高経営責任者に就任した横尾友美氏からグローバルエンターテイメント・カンパニーとしてのこれまでの経緯と今後の展望が語られ、同社の最高戦略責任者として壇上に上がったガブリエル・ブロックがコラボレーションを基盤とする2つの共同新規事業、「W KAWAII (ダブル カワイイ)」、「 New Global Rock Artist」を発表した。

 「W KAWAII」では、きゃりーぱみゅぱみゅなどで10年以上海外に挑戦するアソビシステム株式会社によるタレント発掘とリアル面のプロデュース及びマネジメント、Kizuna AI(キズナアイ)をはじめとするバーチャルIPに強みを持つActiv8株式会社がバーチャル面のプロ デュース、企画・制作、そして、ポニーキャニオンが音楽制作面やプロモーション、 PONYCANYON USA INC.は海外戦略窓口として携わるという多角的かつ強力的な体制でグローバルなアイドルグループを創出。

 「New Global Rock Artist」では、SiMが所属している日本のラウドロックシーンで大きな存在感を放つGRIPと、米国拠点で世界的有名なロックバンドを数多く輩出するレーベル「Hopeless Records」とともにパートナーシップを結び、新たなバンド、アーティストを輩出。国や文化の壁を超えてグローバルな成功を目指す。

 この日のプレスカンファレンス&レセプションには、米国内外の音楽・アニメ業界関係者及び日米の報道関係者ら約130人が来場し、ポニーキャニオンの本格的な北米拠点の再始動及び戦略発表に大きな注目が注がれた。

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