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松本幸四郎、京極夏彦からのべた褒めに照れ「僕はすごい人なんだな」

ORICON NEWS / 2024年7月9日 13時20分

べた褒めに照れた松本幸四郎 (C)ORICON NewS inc.

 歌舞伎俳優の松本幸四郎、小説家の京極夏彦氏が9日、都内で行われた歌舞伎座『八月納涼歌舞伎』第三部『狐花 葉不見冥府路行(きつねばな はもみずにあのよのみちゆき)』の取材会に参加した。

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 本作は、京極氏が今回の舞台化のために執筆した完全新作で、「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」で知られる『百鬼夜行』シリーズや『巷説百物語』シリーズなどに連なる物語。7月26日に小説版として刊行し、その後8月4日から歌舞伎座で上演されるという新たな試みが採られる。

 作中では、『百鬼夜行』シリーズの主人公・“京極堂”こと中禅寺秋彦の曾祖父・中禅寺州齋が生きる時代を舞台に、美しい青年の幽霊騒動とと作事奉行らの悪事の真相に州齋が迫る様が描かれる。歌舞伎版では、州齋役を幸四郎、萩之介とお葉の2役を中村七之助、上月監物役を中村勘九郎が務める。



 京極作品のファンだという幸四郎にとっては念願の初タッグとなり、「京極先生の作品を歌舞伎でできるというのは夢の夢の夢…ぐらいのことだと思っていましたけども、それがやっと実現する時が来たということで、本当に興奮しています」と喜びを伝え、「『京極歌舞伎』という今までこの世に存在しなかったものを新たに作るという姿勢で取り組もうと思っております」と意気込んだ。

 会見中では、記者からの質問を受けた京極氏が幸四郎の印象を語る一幕も。京極氏は「お若い頃からいろいろと拝見していて、襲名されてからもその名前の通りになっていった。『鬼平犯科帳』も引き継がれましたし、頼もしいことこの上ない。姿がいいとか声がいいとかいろいろあると思うんですけど、総合的に今の大看板を表せる方なのかなという風に改めて思いました」と絶賛。

 続けて「きっとお若い頃からそうだったんでしょうね。上にいろいろな方がいらっしゃるときは『若い人だな』と思って見ていましたが、僕も気がつくともう年寄りになっていて、今思うと『いやいや、そんなことはなかったぞ』と。今の歌舞伎界を背負って立つ方だと思う」と力を込めた。

 幸四郎はこの熱弁に恐縮しながら照れ笑い。「それを受けて一言と言われるのであれば、『僕はすごい人なんだな』ということです」と笑わせた。

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