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【放送文化基金賞】NHK栗原望アナがパーソナリティ賞 『みんなでひきこもりラジオ』で感じた「当事者が寄せてくださった声の力」

ORICON NEWS / 2024年7月9日 17時49分

パーソナリティ賞を受賞した栗原望(C)ORICON NewS inc.

 NHKの栗原望アナウンサーが9日、都内で行われた『第50回放送文化基金賞贈呈式』に登壇。栗原アナは、ラジオ部門の最優秀賞を『みんなでひきこもりラジオ』(NHK)受賞したほか、個人賞のパーソナリティ賞も受賞した。

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 同番組は、100万人を超えるひきこもりがいれば、話したいことも悩みも千差万別で、就労や親の介護以外のことも語りたい、という声がNHKにたくさん届き始まった番組。“ひきこもりのひきこもりによるひきこもりのための番組”を掲げ、当事者や関係者だけでなく、さまざまなリスナーが参加している人気番組となっている。 2020年5月に特番として不定期の放送が始まり、現在は月に1度、毎月最終金曜日の午後8時5分から放送されている。



 栗原アナは「この番組は引きこもり当事者の皆さんからいただいた声でできています。そうした声を学校や職場あるいは家庭の中で感じた生きづらさ、絶望感、そういったもので作られています。番組の感想を聞いてみますと、『番組を聞いて初めて1人じゃないと感じた』という声が非常に多くて。それこそが当事者が寄せてくださった声の力なのかなという風に感じて、これを大事に届けてまいりました」と振り返る。

 「今、社会の中では会話すらままならない、分断が非常に強い時代になってきていまして、声を上げにくい人たち、分断化されてしまったような方々が非常に多くいると思うんですけれども、声の力を信じてこれからも続けていきたいなと思っております。この度は本当にありがとうございました」とスピーチした。

 同賞は、過去1年間(2023年4月~2024年3月)の放送・配信された中から選ばれた、優れた番組・コンテンツや個人、グループに贈られる。今回は、全国の民放、NHK、コミュニティ放送局などから、全265件の応募、推薦がなされた。4月から約2ヶ月にわたる厳正な審査の結果、ドキュメンタリー、ドラマ、エンターテインメント、ラジオの4つの部門で、それぞれ最優秀賞、優秀賞、奨励賞の16作品と、演技賞や出演者賞など個人6件、さらに放送文化、放送技術部門で8件に加え、今年は「放送文化基金50周年賞」で5件の受賞が決定した。

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