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【放送文化基金賞】NHKの連続テレビ小説制作班が放送文化基金50周年賞 『おはなはん』樫山文枝&『カーネーション』尾野真千子が喜び「私の宝物」

ORICON NEWS / 2024年7月9日 18時8分

『第50回放送文化基金賞贈呈式』に出席した(左から)樫山文枝、尾野真千子(C)ORICON NewS inc.

 『第50回放送文化基金賞贈呈式』が9日に都内で行われ、放送文化基金50周年賞を、NHK連続テレビ小説制作班が受賞した。

【全身カット】麗しい…!真っ青な着物姿で登場した尾野真千子

 連続テレビ小説は、1961年4月に新聞小説のテレビ版を目指して放送を開始、第1作の『娘と私』から、現在放送中の『虎に翼』まで110作品にのぼる。通称“朝ドラ”と呼ばれ、朝にドラマを見るという視聴習慣を生み出し、人々の心を日々豊かに潤す力となっている。時代時代を懸命に生き。たくましく成長する主人公の姿は多くの人を元気づけてきた。視聴者の人生の記憶に残るような作品を輩出し続けている、ことから受賞となった。

 この日は、『おはなはん』(1966年)に主演した樫山文枝(82)、『カーネーション』(2011年)に主演し、『虎に翼』では語りを務める尾野真千子(42)が登壇。樫山は「110本も続いたことはすごいことだなと思っております。私がやりました時は昭和41年でございますので、58年ぐらい経っています。やり始めた時には、こんなブームになると思いませんでしたけど、(放送から)2週間ほども経ちましたら びっくりするほどの反響があってね。始まったばかりでテレビの浸透力もよくわからないで。あっという間にひいおじいさんからお孫さんまでの方が見てくださる本当に日本全国に映像というものはつながって喜んでくださってるんだということを実感いたしました。この1年間は私の宝物です」としみじみ。



 朝ドラの撮影について尾野は「キツかった」と振り返りながらも「朝ドラに出ることが夢でした。大変でしたけど、夢がかなって、本当に人生も世界も変わった。こんな大変な思いをしてよかったな、と思いました」と語る。『虎に翼』については「とても素晴らしい反響をいただいております。私のところにはいい情報しか回ってきておりません。後はわかりません(笑)」としながらも「(主演の)伊藤沙莉が頑張って虎子を演じております。ナレーターとしてではなく、いち視聴者として毎日楽しみに見てます」と笑顔を見せていた。

 同賞は、過去1年間(2023年4月~2024年3月)の放送・配信された中から選ばれた、優れた番組・コンテンツや個人、グループに贈られる。今回は、全国の民放、NHK、コミュニティ放送局などから、全265件の応募、推薦がなされた。4月から約2ヶ月にわたる厳正な審査の結果、ドキュメンタリー、ドラマ、エンターテインメント、ラジオの4つの部門で、それぞれ最優秀賞、優秀賞、奨励賞の16作品と、演技賞や出演者賞など個人6件、さらに放送文化、放送技術部門で8件に加え、今年は「放送文化基金50周年賞」で5件の受賞が決定した。

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