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松本潤、13年ぶりの舞台で気迫に満ちた演技『正三角関係』きょう初日 長澤まさみ、永山瑛太ら共演

ORICON NEWS / 2024年7月11日 15時1分

(左から)竹中直人、松本潤=NODA・MAP 第27 回公演『正三角関係』(撮影:岡本隆史)

 野田秀樹作・演出のNODA・MAP第27回公演『正三角関係』がきょう11日、東京・池袋の東京激術劇場プレイハウスで初日を迎える。松本潤が13年ぶりの舞台で野田作品に初参加、長澤まさみ、永山瑛太との舞台初共演も、大きな注目を集めている。

【画像】長澤まさみ、永山瑛太の舞台写真

 本作のチラシに、野田は「劇場に足を運んでくれた人の入口と出口は違わなくていけない」という“尊敬する演劇人”のことばを綴っている。「劇場の椅子に座っていただけなのに、劇場を出る時には、世界が少しばかり違って見えるようになる。それくらいの芝居を創っていこうよ、という心意気の話」だ。

 10日に同所で行われたゲネプロを見て、“松本潤”を入口に初めて野田作品を観劇した人は、どんな思いで出口に向かうのだか、と気になった。



 物語の入口はロシア文学屈指の名作、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」。これを日本のとある場所のとある時代の花火師の家族「唐松族の兄弟」の物語にして、全く予期せぬ結末へと導いていく。

 松本が長男の花火師役、長澤が三男の聖職者役、永山が次男の物理学者役で唐松家の三兄弟を演じる。一部のキャストが1人2役を演じる早替りも見どころだ。野田作品らしい軽妙な台詞の応酬で笑いを誘いながら、終盤に向かっていくにつれ、松本たちの鬼気迫る演技にも拍車がかかっていく。そして、ラストシーンの演出、アンサンブルキャストたちの姿は忘れられないかもしれない。

 野田作品では毎回、創造性に富んだ舞台美術も印象に残る。そう思いながら出口に向かったところで置いてあったのは、「横尾幸男 舞台美術の記憶II-早―」のチラシ。NODA・MAP第1回公演『キル』(1994年)から本作までのほとんどの作品の美術を担当してきた横尾幸男氏によるデザイン画、舞台美術模型などを紹介するイベントが、同じ東京芸術劇場のアトリエイースト・ウエスト(地下1階)で開催中。7月15日まで(午前11時~午後8時、最終日は午後5時まで、入場無料)。

 『正三角関係』の東京公演は8月25日まで。その後、9月5日~11日の北九州公演(福岡・J:COM北九州芸術劇場大ホール)、9月19日~10月10日の大阪公演(大阪・SkyシアターMBS)と続く。東京と北九州の前売り券は完売しているが、全公演にて当日券を販売。大阪は9月1日正午よりチケット一般発売、当日券も販売する。10月31日から11月2日にかけて、ロンドン公演も予定されている。

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