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後世に伝えたいアナログ特撮の技が詰まった映画『カミノフデ』メイキング映像

ORICON NEWS / 2024年7月9日 21時43分

映画『カミノフデ ~怪獣たちの居る島~』より、模型の街とヤマタノオロチと村瀬継蔵総監督(C)2024 映画「カミノフデ」製作委員会

 「ゴジラ」シリーズや「大怪獣ガメラ」、「仮面ライダー」などの造形を手がけ、怪獣造形の礎を作ったと言われているレジェンド、村瀬継蔵が88歳になって初めて総監督を務めた映画『カミノフデ ~怪獣たちのいる島~』(7月26日より全国順次公開)より、後世に伝えたい技術が詰まった特撮パートのメイキング映像が公開された。

【動画】映画『カミノフデ』特撮パートの撮影風景

 福島県須賀川市のながぬまラボで撮影された特撮パート。「特撮の神様」とも称される円谷英二監督の出身地である須賀川市では、須賀川特撮アーカイブセンターを中心に特撮文化を後世に伝えていく取り組みを行っており、本作もこの地で撮影されることになった。

 撮影には、田口清隆氏が講師を務める「すかがわ特撮塾」の子どもたちも参加。ヤマタノオロチの首の操演を担当し、自然な動きを見事に演出してみせた。



 そのほか、伝説の生物「ヤマタノオロチ」が街を襲うシーンでは、実際にビルやガソリンスタンドの模型を爆破することで、火の手が上がる様子をリアルに表現。CGとは違い、実物があることによる迫力は、映像越しでもひしひしと伝わってくるはずだ。完成した映画の本編を観る楽しみが増えるような貴重なメイキング映像となっている。

 本作は、村瀬総監督が1970年代に香港のショウ・ブラザーズに依頼され書き留めたプロットをもとにしたオリジナルファンタジー作品。『仮面ライダー』以降の“変身ブーム”を支えた高橋章や『ゴジラ』平成VSシリーズの西川伸司ら、村瀬と同時代を生きた屈指のクリエイターたちが集結。着ぐるみ・ミニチュアによるアナログ特撮撮影と、最新鋭のカメラとレンズ効果や合成技術を用いることによって、CGとは異なる味わい深い世界観をつくり上げた。

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