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『上半期ブレイク芸人』、令和ロマンが1位に M-1優勝後も“独自路線”で躍進

ORICON NEWS / 2024年7月12日 8時40分

『2024年 上半期ブレイク芸人ランキング』1位を獲得した令和ロマン (C)ORICON NewS inc.

 昨年末の各賞レースも大きな盛り上がりを見せたお笑い界。王者にならずとも、そこでの話題を上半期のブレイクに大きく反映させた芸人たちも多い。ORICON NEWSでは恒例の『2024年 上半期ブレイク芸人ランキング』を発表。その結果、『M-1グランプリ』で優勝を果たした【令和ロマン】が1位に輝いた。

【ランキング表】令和ロマンの他、ヤーレンズやさや香など『M-1』ファイナリストが多数ランクイン

■『M-1』&『ABCお笑いグランプリ』W優勝! 斬新なお笑いスタイルに全世代が注目

 上半期1位に輝いたのは、昨年末の『M-1グランプリ』で優勝を果たした【令和ロマン】。高比良くるま(高=はしごだか)と松井ケムリからなるお笑いコンビで、慶應義塾大学のお笑いサークル「お笑い道場O-keis」の先輩後輩によってコンビ「魔人無骨」を結成。新元号「令和」初日の2019年5月1日よりコンビ名を「魔人無骨」から「令和ロマン」へと改名した。



 『M-1』では、第1回大会の中川家以来のファーストラウンドトップバッターでの優勝を果たした彼ら。さらに、『M-1』優勝後、先日7月7日には『ABCお笑いグランプリ』45代目王者に輝き、着実に実績をあげている。

 ユーザーも「『M-1グランプリ2023』で 初代王者である中川家以来の トップバッターからの優勝を成し遂げた令和ロマンが1番だと思います」(大阪府/10代/男性)、「『M-1』グランプリ王者にもなり、ボケのくるまさんとツッコミのケムリさんの漫才 とても大好きです」(青森県/40代/男性)など期待の声が多数寄せられた。

 芸風は漫才であり、日常の出来事を独特な視点から切り取り、シュールなギャグに昇華。その斬新さとユニークさが注目されている。『M-1』優勝以降、様々な番組でレギュラーを獲得し、TBS系の朝のバラエティ番組『ラヴィット!』の木曜隔週レギュラーとしても出演。

 3月には美容雑誌『VOCE』(講談社)の5月号増刊の表紙に起用されたことも話題に。『VOCE』が推す、メンズビューティの新アイコンとして、男性芸人で初の同誌表紙を飾った。テレビ以外にも、YouTube、ラジオ、雑誌などの露出も見られ、「テレビで見た回数はあまり多く感じなかったが、様々なコンテンツで活躍していたから」(静岡県/20代/女性)、「『M-1』前より様々な番組で見るようになった印象です。ネタも平場もとても面白く、大好きな芸人さんです」(愛知県/20代/男性)と認知度が拡大している。下半期もさらなる飛躍が期待される。

■病気からの復帰にファン歓喜「2人が並んで出ていることに感動」

 2位は【なすなかにし】がランクイン。昨年末には那須が脳梗塞を発症し、休養するニュースが衝撃を与えた。その間、中西が1人でトークライブを開催したり、レギュラー番組に出演し、相方の復帰を待っていた。

 今年4月の『ラヴィット!』(TBS系)で活動を再開。その様子にユーザーも「テレビで見ないことがなかったので。 那須さんが休養中も中西さんおひとりで出てらっしゃるのを見ていたので、休養明け、那須さんと中西さんがおふたり並んでテレビに出ている姿に感動もひとしおでした」(北海道/20代/女性)、「那須さんの大変な病気からの復活。不在時の中西さんの奮闘に拍手を送ります」(大分県/50代/男性)など、エールが送られ、2人のブレイクを再確認させた。

 なすなかといえば、正統派のしゃべくり漫才や街ブラなどのロケに定評があり、「朝の番組で街ロケなどをよく見かけた。キャリアをしっかり築いての露出が増えたと明らかに分かるので安定感がある。また相方さんが倒れていたのも多忙なこともあるのだろうと思う」(東京都/40代/女性)、「ベテランでありながら嫌味のない人柄、他人を傷つけない笑い、安心感がある」(東京都/50代/女性)と、彼らのスタイルを評価する声も多数寄せられた。下半期も体の状態を見ながら、なすなからしいお笑いをお茶の間に届けてほしい。

■ホスト&ギャルによる“パリピ漫才”、異色の男女トリオがTOP3入り

 TOP3入りを果たしたのはワタナベエンターテインメント所属の【ぱーてぃーちゃん】。ツッコミ・ネタ作り担当のすがちゃん最高No.1。ボケ担当の信子と金子きょんちぃの3人組で活動している。『M-1グランプリ』にも3回出場、ブレイク芸人の登竜門的存在の『ぐるナイ!おもしろ荘』(日本テレビ系)にも出演実績があり、独特の“パリピ漫才”で活躍している。

 見た目のインパクトから「ホスト系とギャル系のやんちゃそうなキャラクターでありながら笑いが平和的で安心感があって好き」(千葉県/20代/女、「とにかくバラエティでよく見ました。 そして見る度新たなキャラが見えてくるので、イメージとは違って奥深い芸人さんなのかな…と思っています」(奈良県/50代/女性)と、視聴者の目に留まっている。

 お笑いコンビとしての活躍も目立っていたが、信子に注目が集まることも多かった。自身が徳川家の末裔であることや、『FRIDAY』(講談社)でグラビアを披露などで話題に。既婚者であり、インスタグラムに夫(ジーザス)とのツーショット写真を投稿した際には「お似合いで素敵」「推し夫婦」などコメントも多数。ユーザーからも
「信子さんの活躍が著しかった。 ギャル特有の明るさと、意外な育ちの良さのギャップで人気を集めていたと思う。 家庭的だったり保護猫活動に取り組む姿だったりも高い好感を呼んだと思う」(千葉県/40代/女性)という意見も寄せられていた。

■ピン芸人&女性コンビも初ランクイン、下半期の飛躍に注目集まる

 6位には【みなみかわ】がランクイン。元お笑いコンビ「ピーマンズスタンダード」で活動していたが、現在はピン芸人、総合格闘家、YouTuberなど多彩に活躍。ロシアの自己防衛術の「システマ」を習得していることから、“システマ芸人”と呼ばれることも。

 『ラヴィット!』や『水曜日のダウンタウン』(ともにTBS系)への出演回数を重ねていることから、「『ラヴィット!』などのバラエティ番組でよく見たため」(沖縄県/20代/男性)、「『水曜日のダウンタウン』で初めて知った芸人さん 漫才などは観た事が無いのですが知名度は上がってる感じ」(北海道/30代/女性)など、男女世代問わず、認知度を拡大させている。

 そして、男性芸人が多いなか8位には【エルフ】がランクイン。荒川とはるによるコンビで、2021年元旦に放送された『ぐるナイ!おもしろ荘』で知名度を上げた。2023年には、『女芸人No.1決定戦 THE W』に出場し、準優勝となったことも記憶に新しい。ユーザーからも「『THE W』でのコントは忘れられないものでした。いまだに「ポテポテ」って言って笑っています。人柄もピッタリのネタで、歴史に残りそうな名作」(大阪府/50代/男性)と、芸人としての存在感を印象づけていた。

 『天才てれびくん』(Eテレ)や、『おはよう朝日です』(ABCテレビ)の金曜サブコメンテーターなど、荒川の露出も増えているが、「賞を取ってからよくみる。荒川さんだけじゃなくて2人とも見るようになったから売れた証拠だと思う」(東京都/40代/女性)

 TOP10には1位の【令和ロマン】以外にも、昨年末の『M-1』ファイナリストが多くランクイン。準優勝の【ヤーレンズ】は7位、決勝3位の【さや香】は9位に登場した。【さや香】は、所属していたよしもと漫才劇場を3月31日で卒業し、4月より東京進出。下半期は人気が全国区へとなっていくのでは、と期待される。

【調査概要】
調査時期:2024年5月28日(火)~6月5日(水)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

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