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大泉洋が圧巻の殺陣アクションに挑戦、血と泥にまみれた長尾謙杜の姿も…『室町無頼』本編映像&場面写真が公開

ORICON NEWS / 2024年7月12日 12時0分

映画『室町無頼』に主演する大泉洋 (C)2025『室町無頼』製作委員会

 俳優の大泉洋(51)が主演する映画『室町無頼』(2025年1月17日公開)の本編映像が解禁された。本格的な殺陣に初挑戦する大泉が演じた蓮田兵衛(はすだ・ひょうえ)や堤真一演じる悪党一味の首領・骨皮道賢による圧巻のアクションシーンが収められている。また、大泉、堤、長尾謙杜(なにわ男子)の場面写真も公開された。

【写真】くす玉を割り、喜びを体で表現した大泉洋と菅野美穂

 昨年『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞した垣根涼介氏の『室町無頼』(新潮文庫刊)を実写化。時は室町、“応仁の乱”前夜の京(みやこ)。大飢饉と疫病の連鎖、路上に重なる無数の死骸。そんな混沌(こんとん)の世の中に風のごとく現れ、巨大な権力に戦いを挑んだ者たちがいた…。



 日本史上、初めて武士階級として一揆を起こし、歴史にただ一度だけその名を留める男、蓮田兵衛。彼の元に結集した「アウトロー=無頼」たちの知られざる闘いをドラマチックに描く。

 本編映像は両手に刀を持ち、多勢の敵に立ち向かっていく兵衛の両目のドアップから始まる。兵衛を筆頭に敵陣へと戦い猛進する無頼たちのアクションシーンには、並々ならぬ壮大なスケールが感じられる。

 「いくつになっても立ち回りのある時代劇にはワクワクする」と大泉がコメントする通り、兵衛と道賢が刃を交えるシーンはすさまじい迫力があり、呼吸を忘れてしまうほどの緊迫感がありながらも、2人が次にどんな立ち回りを見せるのか?という期待とワクワク感が高まる仕上がりとなった。

 今年2月に実施した製作発表会見では「昨年の夏はずっと稽古していた。稽古初日から素振り100本振った」(大泉)、「台本上ではアクションシーンはあまりなかったのに、現場で戦うことになってしまって…やっても一手か二手かと思ったら全然違った」(堤)と2人が話す通り、劇中で魅せる名優たちの殺陣はさすが超一流。大泉は「映画史上に残るスケールの時代劇になりそうだ」と自信も見せている。

 映像ラストで、不敵に笑みを浮かべる兵衛。今から563年前の瀕死の日本で彼はいったい何を見てきて、何を見ようとしているのか。兵衛たちはいったいどこへ向かっていくのか…「腐った世の中をぶっ壊せ」「立ち上がれ。戦わなければ何も変わらない」と、天災や、物価高騰、政治不信、ポストコロナの不安な世界を生きる我々にもどこか通ずるようなメッセージが映像からも感じられる。

 映像と合わせて兵衛、道賢、そして才蔵(長尾)の場面写真も3点初公開。敵を斬りつけた直後のすごみと殺気が表裏一体となった猛々(たけだけ)しい表情の兵衛、刀の先まで神経を巡らせているような美しい刀裁きを見せる道賢、そして血と泥にまみれながらも六尺棒を手に、強い意志の宿った眼差しを向ける才蔵…。壮大なスケールで届ける今作への期待が高まるシーンが映し出されている。

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