堂本剛主演『まる』追加キャストに戸塚純貴、吉田鋼太郎、柄本明ら 公開日は10・18に決定

映画『まる』に出演する戸塚純貴、おいでやす小田、濱田マリ、柄本明、早乙女太一、片桐はいり、吉田鋼太郎（Ｃ） 2024 Asmik Ace, Inc.

　KinKi Kidsの堂本剛が主演し、荻上直子が監督を務める映画『まる』の公開日が10月18日に決定し、このほど追加キャストとして戸塚純貴、おいでやす小田、濱田マリ、早乙女太一、片桐はいり、吉田鋼太郎、柄本明の出演が発表された。

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　27年ぶりの映画主演となる堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○（まる）を発端に、日常が○に浸食され始める奇想天外な物語。

　沢田と同じく現代美術家の新人アシスタントとして働く田中を演じるのは戸塚。新人のくせに何故かふてぶてしい沢田の後輩を演じる。沢田の高校の同級生・吉村を演じるのは、小田。堂本と実年齢も同い年の小田が演じる吉村は、日常が○によって侵食されていく沢田と再会し、下心で近づこうとするが…。

　沢田の住むアパートの大家を演じるのは濱田。今作でも沢田、そして綾野剛演じる横山の住むアパートの大家として濱田ならではの存在感を魅せる。怪しげなアートディーラー・土屋を演じるのは早乙女。早乙女自身、幼い頃からアートへの強い興味を持ち、近年は有名画家との共同制作作品展を開催するなど、まさにハマり役。妖艶な雰囲気を持つ早乙女が演じるアートディーラーも物語のキーパーソンとなっていく。

　沢田がよく作品を持ち込む古道具屋の店主を演じるのは片桐。『かもめ食堂』（06）以来、荻上監督とのタッグは18年ぶりとなる。本作では独特の存在感を放ち、見る者を不思議な世界へと誘う。さらに、沢田がアシスタントをする人気現代美術家・秋元洋治を、吉田が演じる。突じょ現れる謎の人物・先生を演じるのは柄本。謎に包まれた先生は、沢田とどのように関わっていくこととなるのか。