「嘘でしょ…本物かと思った」全人類が騙される“牡蠣を使わない”カキフライの正体に驚きの声
ORICON NEWS / 2024年7月16日 16時30分
動物性と小麦粉を使わない料理人として植物性レシピを発信しているSoy王子さん。SNSに投稿された「牡蠣を使わない全人類が騙される“ヴィーガン・カキフライ”」には、「作ってみたけど、本当に牡蠣みたいな味がする」「夢みたいなレシピ」と驚きの声が寄せられた。かつてカキフライを食べてあたった経験があるSoy王子さんは、牡蠣を食べるのが怖くなり、“あたる心配のない”予想外の食材を使ってカキフライの味を再現するレシピを思いついたという。
【動画カット】これは騙される…本物さながらの断面図!レシピやコツも…“牡蠣を使わない”カキフライの作り方
◆美味しく作るコツは、“長芋の衣”をたっぷりとつけること
――SNSでは、「時期を気にせず、1年中食べられるからありがたい」「苦手で食べられないけど、いまだに食べたい欲が捨てきれないので作ってみます」「牡蠣にあたってから、恐怖で食べられませんが、これは美味しそう」と反響を得ました。「牡蠣を使わないカキフライ」のレシピを作ろうと思ったきっかけや、着想のヒントになったことについて教えてください。
【Soy王子さん】 きっかけは単純な好奇心からでした。牡蠣特有の味を再現するには、長芋でねっとり感を、海苔で海の香りを表現できるかなぁと思いました。実際に食べると、長芋のねっとり感と海苔と青のりの風味が合わさり、牡蠣の味がします。
――より美味しく作るコツ、調理時の注意点を教えてください。
【Soy王子さん】 美味しく作るコツは、長芋の衣をたっぷりとつけてからパン粉をまぶすことです。
――牡蠣にあたったことがある人も多くいます。「食べたいけど…」と思っている方も安心できるレシピですね。
【Soy王子さん】 私もカキフライを食べてあたったことがありました。1週間お腹の調子が悪くなり、それ以来、牡蠣を食べるのが怖くなりました。その時は、加熱をしたから大丈夫だと思っていました。しかし、生食用ではない牡蠣の中途半端な火入れには、十分な注意が必要でした。特にカキフライは、衣が先に焦げて、中まで火が通りづらい。皆さんも気をつけてください。このレシピは、舞茸と長芋で作るので、あたる心配は一切なし。安心して美味しく食べられます。
◆アレルギーの方でも料理やスイーツを楽しんで食べてもらいたい
――SNSでは、動物性と小麦粉を使わない料理人として植物性レシピを発信しています。そうした動物性の食材を使わないレシピ発信のきっかけとなった出来事について、教えてください。
【Soy王子さん】 きっかけは、彼女がたまたま観た動物の屠殺動画でした。その時、彼女がとてもショックを受けていました。僕はその話を聞き、動画を観ましたが、その後も普通に肉を食べていました。しばらくしてから、号泣しながら動物への想いを彼女から聞かされました。それから徐々に肉を食べる量が減っていき、いまでは、肉と乳製品を食べなくなりました。
――「牡蠣を使わないカキフライ」もそうですが、斬新な料理から乳製品アレルギーの方も食べられるスウィーツなどを紹介していますが、どのような想いで植物性レシピを作っているのでしょうか?
【Soy王子さん】 アレルギーの方でも料理やスウィーツを楽しんで食べてもらいたいと思っています。食材に制限があっても、「こんなに美味しいものが作れるんだよ」っていうことを知ってほしいです。
――おからは栄養豊富の食材ですが、その多くが産業廃棄物として処理されています。おからから作ったグラノーラを作るなど、大豆製品を活用されています。“Soy王子”という名前にもある「ソイ(大豆)」に着目するきっかけについて教えてください。
【Soy王子さん】 もともとはヴィーガン・レシピをSNSで投稿しようと思っていました。ですが、ヴィーガン・レシピだと見てくれる人が少なそうなので、身近な食材である「豆乳」を使ったレシピにしようと考えました。
――国連が「食肉供給危機」を警告していますが、近年は大手食品メーカーなどでも動物性に頼らない食品・食材の開発が進んでいます。そうした現状や植物性レシピに対する想いを教えてください。
【Soy王子さん】 植物性だけの食品や食材を大手メーカーが、さまざまな取り組みをしていることは、すごく良いことだと思っています。以前は、「どうせ商売としてしか考えてないだろう!」と思っていたのですが、消費者の方が植物性の良さを知るきっかけになります。そして、「植物性だけでも、美味しいんだ!」と思ってもらえることも増えたと思います。私も皆さんが驚くような植物性レシピを開発していきたいです。
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