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ネルソンズ・青山フォール勝ち、“サプライズ懺悔”「新ネタライブで映画のくだりを使っちゃいました」

ORICON NEWS / 2024年7月14日 17時0分

ネルソンズ・青山フォール勝ち

 映画『お母さんが一緒』(橋口亮輔監督)が12日に初日を迎え、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで初日舞台あいさつを開催。キャストの江口のりこ、内田慈、古川琴音、青山フォール勝ち(ネルソンズ)と、橋口監督が出席した。

【写真】橋口監督へ手紙を読む江口のりこ

 劇中、江口、内田、古川演じる三姉妹が、母親への親孝行のために温泉に行き、サプライズのプレゼントを贈るが、これにちなんで、13日に誕生日を迎える橋口監督のために、キャスト陣がそれぞれサプライズのプレゼントを用意。舞台あいさつの終盤、翌13日が橋口監督の誕生日であることがMCから発表されると、「せーの」という合図に続いて、内田が劇中でも歌っているDREAMS COME TRUE「HAPPY HAPPY BIRTHDAY」を熱唱。



 続いて、青山はサプライズ“懺悔”報告として「映画をやっていて、笑っちゃうところがいくつかあったんですけど、映画を撮り終わった後のネルソンズの新ネタライブで、どうしても良いボケが出てこなくて、つい(映画の)くだりをそのまま使っちゃいました。江口さんとのシーンのやり取りを相方の和田まんじゅうと僕で、そのままやっちゃいました。すいません! おめでとうございます!」と告白&祝福した。

 古川は、橋口監督のために石鹸をプレゼント。「最近、雨の日が多いですが、雨が上がった後の森の中をイメージして調合された石鹸です。監督にぜひ使っていただきたいと思って用意しました。これでさっぱりしてください」と壇上で手渡した。

 最後に江口が、監督のためにしたためてきたという手紙を朗読。江口は照れくさそうに「こんな人前で読むもんじゃないと思うので、だいぶ抜粋して読みます」と前置きし、「橋口監督へ。監督、お誕生日おめでとうございます。監督は、今回の映画のリハーサル初日に『この物語は女たちが傷ついて、ケンカしあって、ボロボロになるんだけど、最後に無垢なものが残るといいね』とおっしゃいました。私はその無垢なものを、橋口監督を見て感じます。橋口さんの映画は橋口さんそのものだと思います。私は橋口さんも、橋口監督の映画も大好きです。では、お体にお気をつけて良い夏をお過ごしください」と読み上げ、手紙と花束を手渡した。

 キャスト陣の祝福に、橋口監督は「何かするんじゃないかなと思ってました…。宣伝部に『絶対にしないでね』と念を押そうと思ってたんですけど、そういうそぶりが見えなかったんで、大丈夫かなと思っていたんですが、いつの間にかこういうことに…(笑)」と恥ずかしそうに笑みを浮かべる。

 そして「もうすぐ死ぬと思いますので(笑)、いっぱい作品を残すことしかできないかなと思いますので、頑張って作品を撮っていきたいです。去年の9月に撮っていたものが、いま公開ということで、私にしてみたらすごく速いペースで公開なので、こういう感じでやっていけば、多くの作品をお届けできるかなと思います。なかなか、そうもいかないですけど(苦笑)、頑張って撮っていきましょう。本当に素晴らしい出演者…この4人がそろったことが、何よりこの作品の要だと思いますし、本当にラッキーでした。本当に楽しい、そして良い作品になったことを嬉しく思います。どうぞ最後まで楽しくご覧ください。ありがとうございます」と今後に向けての抱負を口にした。

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