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三谷幸喜氏主宰「東京サンシャインボーイズ」、30年ぶり完全新作舞台に伊藤俊人さん“出演”示唆「今こそテクノロジーの出番」

ORICON NEWS / 2024年7月11日 18時58分

『東京サンシャインボーイズ』新作舞台製作発表会見の模様(C)ORICON NewS inc.

 脚本家の三谷幸喜氏が11日、都内で自身主宰の劇団・東京サンシャインボーイズの製作発表会見を行い、2025年月2月から新作舞台『蒙古が襲来』を上演すると発表した。会見中では、02年に亡くなった劇団員の伊藤俊人さんの“出演”にも言及した。

『東京サンシャインボーイズ』新作舞台製作発表会見に出席した(左から)三谷幸喜、相島一之

 2002年にくも膜下出血のため40歳の若さで急逝した伊藤さんは、1990年7月『12人の優しい日本人』初演から同劇団に参加して以降、『古畑任三郎』をはじめ数多くの三谷作品に出演。94年の充電期間突入時に“予告”として公開された今作のポスターにも、出演者として伊藤さんの名前が記されていた。



 三谷氏は94年のポスタービジュアルを眺めながら、「伊藤俊人さんもね、死んじゃいましたね」とあっけらかんと言い、MCを兼任した相島一之は三谷氏に「軽いよ!」とツッコミを入れながら「もう亡くなっちゃったんですよ。でも、15年前(の期間限定復活公演)は声の出演をしてもらった。テクノロジーはすごいですね」と回顧した

 三谷氏は「大したテクノロジーじゃないですよ。テープを回すだけなんだから」とツッコミを返しつつ、「今回は別な形で考えています。今こそテクノロジーの出番ですよ」と“出演”を示唆。「一応イタコの準備をしている」と付け加えて笑わせた。

 東京サンシャインボーイズは、日本大学芸術学部に在籍していた三谷氏を中心に1983年に旗揚げし、“最もチケットの取れない劇団”として一世を風靡(ふうび)した演劇集団。『12人の優しい日本人』『ラヂオの時間』『彦馬がゆく』などの名作を次々と生み出し、1994年の『東京サンシャインボーイズの罠』を最後に、“30年間の充電期間”に入った。

 充電期間を終えた24年に、活動拠点としていた東京・新宿シアタートップスで復活作『老境サンシャインボーイズ「リア玉」』を上演すると宣言していたが、09年3月に活動拠点としていた新宿シアタートップスの閉館を受け、急きょ新作『returns』で復活。12日間の公演を終えた後、「これより15年間の休憩に入ります」というアナウンスとともに再度活動を休止していた。

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