『ベルサイユのばら』美術設定画が解禁 ベルサイユ宮殿やパリのオペラ座など7点
ORICON NEWS / 2024年7月14日 11時0分
劇場アニメ『ベルサイユのばら』(2025年新春公開)の新情報が発表された。本日7月14日は、フランス革命の発端となった1789年7月14日のバスティーユ牢獄襲撃を記念するフランスの<革命記念日>で、物語の舞台であり、オスカルやアントワネットが懸命に生き抜いた激動の<フランス革命>を記念して、同作に登場する美術設定画7点が公開された。
【画像】神作画だろ…パリのオペラ座など 『ベルサイユのばら』美術設定画
今回解禁となった美術設定画は、マリー・アントワネットが暮らすベルサイユ宮殿、オスカルが家族と暮らすジャルジェ家、さらにフランス革命とも関係が深いパリの歴史的な場所コンコルド広場、オスカル、マリー・アントワネット、フェルゼンが出会う仮面舞踏会の会場・オペラ座。麗しい時代を象徴する“ときめき”のゴージャスな場所はもちろん、感情を揺さぶる大事なシーンの舞台の一部が解禁。
中村豪希美術監督は「ベルサイユ宮殿含め当時の貴族社会を華やかに彩った豪華な建物の装飾などは手数を入れて描き込んで行くことでしか表現できませんのでそこはこだわった点であり併せて苦労した点でもあります」と苦労した点を説明。
「ベルサイユ宮殿は外観、内観含めまして可能な限り資料を調べ、それぞれ個性的な室内の装飾、庭園の雰囲気などを再現しておりますので注目してみていただければ幸いです。パリの街中などは監督のこだわりでもありますが革命に向かって雰囲気が変わっていく様も表現しておりますので注目していただければと思います」と見どころを伝えた。
『ベルサイユのばら』は、18世紀後半・フランス革命の時代を舞台に、将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェと、隣国オーストリアから嫁いできた純真無垢な王妃マリー・アントワネットらの愛と人生を描いた作品。時代に翻弄されながらも、それぞれの人生を懸命に生き抜いた愛と運命の物語。
1972年から1973年まで『週刊マーガレット』(集英社)にて連載され、マーガレット・コミックスは全10巻を刊行、2014年からは40年ぶりとなる新エピソードの単行本4巻も発売されており、累計発行部数は2000万部を突破している。
メディアミックスの先駆けと言われており、1974年には宝塚歌劇団により舞台化され、その後、1979年にテレビアニメ化、1990年に映画化と、さまざまな方面で社会現象を巻き起こした。今回の劇場アニメは完全新作として、『呪術廻戦』などで知られるアニメスタジオMAPPAが制作する。
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