三浦貴大、出演ドラマ『東京貧困女子。』が表彰され「本当に幸せな気持ち」 間近にある貧困問題を痛感

「第14回 衛星放送協会 オリジナル番組アワード」授賞式に出席した三浦貴大（C）ORICON NewS inc.

　俳優の三浦貴大（38）が12日、都内で行われた『第14回 衛星放送協会 オリジナル番組アワード』授賞式に登場。三浦が出演したドラマ『東京貧困女子。貧困なんて他人事だと思ってた-』（WOWOWプライム）が同アワード番組部門「ドラマ」で最優秀賞を受賞し、喜びを語った。

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　女性の貧困をテーマに、現代の孤独と社会の不条理を問いかける同ドラマ。三浦は「本当に毎度のことなんですが、僕は役者として役を演じるのに本当に一生懸命で、いっぱいいっぱいで役のことしか考えていない状態だったんです。でもこうやってたくさんの方に見てもらって賞をいただけて、本当に幸せな気持ちです」と喜びを述べた。

　貧困というテーマについては「自分自身気づいていなかった部分があるなと思って。貧困というテーマは遠い国の話のような気持ちがありましたが、こんなに身近にあって、しかも潜んでいるわけではなく、本当に間近にあるということを、改めて自分自身も気づかせたようなキャラでしたね」としみじみ。風俗ライターという役どころだが「職業のことはまず一旦置いて置いて、当事者の人たちに取材をしていくシーンがかなり多く描かれているんですけど、その中でどういう眼差しで、どういう気持ちで当事者の方と向き合っていくのかというのをすごく意識していました」と演じた心境を明かした。

　授賞式には三浦のほか、番組部門「ミニ番組」最優秀賞に選出された『シモ'Sキッチン！シモ流特大お好み焼き』（GAORA SPORTS）に出演する元プロ野球選手の下柳剛氏（56）、特別表彰された山田洋次監督（92）と、サプライズで前田吟（80）も登場した。